ニュース [メディアリリース]「ブラインドサッカーグランプリ inフランス 2023」6日目・7日目(最終日)結果 日本はフランスに0-0(PK3-2)で勝利し第3位

[メディアリリース]「ブラインドサッカーグランプリ inフランス 2023」6日目・7日目(最終日)結果 日本はフランスに0-0(PK3-2)で勝利し第3位

2023年7月1日(土)「ブラインドサッカーグランプリ inフランス 2023」7日目、5位決定戦、3位決定戦および決勝戦が行われました。日本は3位決定戦でフランスと対戦し、0-0(PK3-2)で勝利し、第3位で大会を終えました。決勝戦では、ブラジルとイングランドが対戦し、0-0(PK2-0)でブラジルが勝利し優勝を決めました。

 

●6日目(6/30(金))試合結果

・7位決定戦 ルーマニア 0-4 ドイツ

得点者:Alexander Fangmann(背番号13・ドイツ)2得点、Taime Kuttig(背番号7・ドイツ)2得点

試合映像:https://www.youtube.com/live/L-0hgFPR36E?feature=share

 

●7日目(7/1(土))試合結果

・5位決定戦 トルコ 2-3 イタリア

得点者:Paul Iyobo Eghaghe(背番号7・イタリア)3得点、Recep Aydeniz(背番号2・トルコ)2得点

試合映像:https://www.youtube.com/live/Qc-AhU9V59c?feature=share

 

・3位決定戦 日本 0-0(PK3-2) フランス

日本のスタメン:川村怜、佐々木ロベルト泉、平林太一、後藤将起、神山昌士

試合映像:https://www.youtube.com/live/9rxvy1zqjBg?feature=share

 

・決勝戦 ブラジル 0-0(PK2-0) イングランド

試合映像:https://www.youtube.com/live/pDzst_R_8fI?feature=share

 

●中川英治監督コメント

まずは、今大会に出場にあたり、ご支援・応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

今大会出場の目的は、世界選手権に向けた準備・取り組みということですけれども、その中でもチームを成熟させるというのが、大きなコンセプトでした。チームを成熟させるというのは、一つは当然、フットボールいわゆるピッチ上での成熟、もう一つは、スタッフ・コーチ、選手含めた、チームとしてのオフザピッチのところも含めた成熟というのを掲げて、色々な取り組みをしてきました。

シミュレーションとしては世界選手権に向けて、グループリーグの突破と、グループリーグ突破後の戦いで結果を残すというところの取り組みを、重点的に行ってきました。今大会では、グループリーグ初戦を勝利し、2戦目を引き分け、最終戦は引き分け以上でグループリーグ通過という展開で、最終戦も勝利を挙げ、グループリーグ突破という一つの目標を果たすことができました。次の準決勝は、世界選手権に見立てるとベスト8のところですけれども、残念ながら0-1でブラジルに敗戦となりました。ただ準決勝で敗退したからといって下を向くことはせず、今大会の3位決定戦を、世界選手権の5位から8位決定戦に見立てて戦いました。相手チームの分析を行い、相手のストロングとウィークネスを踏まえ、そして私たちのストロングを生かした戦い方ができ、得点は取れませんでしたが、PK戦で勝つことができました。PK戦に関しては、昨年11月のアジア・オセアニア選手権で悔しい思いをしたので、PK戦を制することができたことは、選手にとってもチームにとっても、すごく大きな自信になったと考えています。

また対戦国としては、ヨーロッパ選手権の1位から4位のチームと対戦することができて、自分たちの現在地を図ることができました。残りの期間で取り組まなければならない大きな課題も見つけて帰ることができたので、世界選手権に向けてその大きな課題に取り組み、克服できるように全力で選手スタッフ含めて取り組んでいきます。

 

●川村怜選手コメント

3位という結果に満足はしていません。準決勝で敗戦し、とても悔しい経験をして、改めて失点したこと、敗戦したことを、チームとして世界選手権前に見つめ直す機会となりました。

準決勝で敗戦し、3位決定戦は雨の中でのフランス戦で、厳しく難しい戦いでしたが、最後にPK戦で3人全員がPKを決めて、キーパーが止めてくれて、勝ち切れたことは、チームとしてとても良い経験となりました。PKではありましたが勝ち切れたことは、世界選手権に繋がる良い戦いができたと捉えています。

チームとしては、初戦で勝ち点3が取れたことはとても良かったですし、個人的にも初戦の早い段階で適応して、狙い通りの攻撃で点が取れたことは、成果を感じます。ただ追加点が取れなかったり、2戦目のドイツからは点が取れなかったり、イングランド戦でもチャンスはたくさんありましたが2点目が取れなかったり、準決勝・3位決定戦でも、流れの中で点が取れなかったことは、チームとしても個人としても非常に課題を感じました。

残り1ヶ月で、得点力をもっともっと改善する必要があります。世界選手権に向けて、チーム内での役割と、個人の強み・武器を明確にし、チームとして一致団結し、ベストパフォーマンスを発揮できるように更に進化を求めていきたいと思います。

 

●大会結果

・最終順位

1位:ブラジル/2位:イングランド/3位:日本/4位:フランス

5位:イタリア/6位:トルコ/7位:ドイツ/8位:ルーマニア

 

・ベストGK賞:Dylan Malpas(背番号1・イングランド)

・ベストガイド賞:David Xavier Dos Santos(ブラジル)

・得点王:Paul Iyobo Eghaghe(背番号7・イタリア)

・ベストプレーヤー賞:Paul Iyobo Eghaghe(背番号7・イタリア)

・ベストゴール賞:Frédéric Villeroux(背番号10・フランス)

 

●予選グループリーグ星取表(グループA)

  日本 トルコ イングランド ドイツ 勝点 得失点差 得点 失点 順位
日本 1-0 1-0 0-0 7 +2 2 0 1
トルコ 0-1 0-0 1-0 4 0 1 1 2
イングランド 0-1 0-0 1-0 4 0 1 1 2
ドイツ 0-0 0-1 0-1 1 -1 0 2 4

※予選グループリーグ終了時点で、グループAのトルコとイングランドが並んだため、PK戦が行われ、イングランドが準決勝進出を決めました。

 

●予選グループリーグ星取表(グループB)

  ブラジル フランス イタリア ルーマニア 勝点 得失点差 得点 失点 順位
ブラジル 0-0 1-1 5-0 4 +5 6 1 2
フランス 0-0 3-2 1-0 7 +2 4 2 1
イタリア 1-1 2-3 3-0 4 +2 6 4 3
ルーマニア 0-5 0-1 0-3 0 -9 0 9 4

 

●大会概要

・大会名:ブラインドサッカーグランプリ inフランス 2023

※IBSA公認大会ではありません

・日程:2023年6月24日(土)〜7月1日(土)

・会場:Sporting Club Schiltigheim(フランス・シルティカイム)

・予選グループリーグ組み合わせ

グループA:日本(世界ランキング4位)、トルコ(同9位)、イングランド(同12位)、ドイツ(同17位)

グループB:ブラジル(同2位)、フランス(同8位)、イタリア(同16位)、ルーマニア(同19位)

・日本代表メンバーと試合スケジュール:https://www.b-soccer.jp/news/22118-20230601

・YouTubeライブ配信アカウント:https://www.youtube.com/@worldgrandprixfrance4589/streams

 

●今後のブラインドサッカー男子日本代表の主なスケジュール

・8月12日(土)〜8月25日(金)IBSA ブラインドサッカー男子世界選手権 2023

・10月22日(日)〜28日(土)杭州2022アジアパラ競技大会

 

●参考資料

・JBFAのアスリート育成パスウェイ:https://www.b-soccer.jp/jbfa/ftem

・競技規則:https://www.b-soccer.jp/news/21031-20230313_rulebook

・男子日本代表強化指定選手、スタッフ一覧:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man

・男子日本代表チーム過去の戦績:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man_matchdata

・世界ランキング:https://blindfootball.sport/results-and-rankings/world-rankings/

 

●ブラインドサッカー男子「パリ2024パラリンピック」出場権獲得国(出場チーム数:8チーム)

出場権獲得国
ホスト国 1 フランス
ヨーロッパ選手権2022:ホスト国のフランスが優勝したため、準優勝のトルコが獲得 1 トルコ
アフリカ選手権2022:優勝国 1 モロッコ
アジア・オセアニア選手権2022:優勝国 1 中国
パラパンアメリカン競技大会2023:優勝国 1
世界選手権2023:大陸別予選で出場枠を獲得していないチームの中から上位3カ国 3

※日本代表チームがパリ2024パラリンピックの出場権を獲得するためには、「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2023」(2023年8月18日〜27日/イギリス・バーミンガム開催)において、大陸別予選でパリ2024パラリンピックの出場権を獲得していないチームの中で、上位3カ国に入る必要があります。

参考(P34〜):https://www.paralympic.org/sites/default/files/2022-06/2022_06_10%20Paris%20QR_v1.pdf

※パラパンアメリカン競技大会2023は、今年11月に開催されるため、世界選手権2023終了時点で、世界選手権の結果に基づく出場権獲得国がすぐに決定しない可能性があります。

 

リリースのダウンロード

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E-mail:media@b-soccer.jp  電話番号:03-6908-8907
協会ウェブサイト:https://www.b-soccer.jp
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