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ブラインドサッカーとは
感覚を研ぎ澄ませてプレーするサッカー
視覚に障がいのある選手がおこなうサッカーは、障がいの程度によって「ブラインドサッカー(5人制サッカー/Football 5-a-side)」「ロービジョンフットサル( Partially sighted Football )」という2つのカテゴリーに分かれています。いずれもフットサルをもとに考案されたスポーツで、感覚を研ぎ澄ませ、声や音、仲間を信じる気持ちを頼りにプレーします。ブラインドサッカーは、いわゆる「見えないサッカー」。ゴールキーパー以外が全盲の選手で、アイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーします。
ブラインドサッカーのルール
音と声、コミュニケーションが鍵となる
ブラインドサッカー(B1クラス)は、アイマスクを着用した4人のフィールドプレーヤー(FP)と、晴眼者もしくは弱視者が務めるゴールキーパー(GK)がピッチ内に立ちます。また相手チームのゴール裏にガイド(コーラー)、自陣サイドフェンス外側に監督がいます。視覚障がい者と晴眼者が力を合わせてプレーするため、ブラサカでは「音」と「声」によるコミュニケーションが重要です。そのため観客の方は、プレー中はお静かに。ゴールが決まったら大歓声を送ってください。
音の出るボール | フットサルボールの表面内側に金属のプレートが数枚貼り付けられており、プレートの中に複数入っている鉛の粒が転がるとぶつかり合って、音が鳴る構造。 |
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アイマスク | B1クラスには、義眼の方も居れば、光を感じられる程度の方もいるなど、見え方の程度が人によって異なるため、アイマスクを着用して公平に。 |
「ボイ!」という声 | ボールを持った相手に向かって行く時に、存在を知らせたり、危険な衝突を避けるために「ボイ!」と発声。言わないとファウルに。 |
見える人の協力 | ガイドはゴール裏から、ゴールの位置や、ゴールまでの距離・角度、シュートのタイミングなどを声で情報共有する。ゴールキーパーや監督も同様に声で情報を共有する。 |
サイドフェンス | ボールがサイドラインを割ることを防ぎ、選手はフェンスに触れてピッチの大きさや向きを把握。フェンスにボールをぶつけ、その跳ね返りを利用したパスはブラサカならではのテクニック。 |