アスリート育成パスウェイ
日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、日本スポーツ振興センター(JSC)と協働し、日本ブラインドサッカー協会におけるアスリート育成パスウェイを構築しました

アスリート育成パスウェイとは、アスリートの育成過程に合わせて、4つの段階F(Foundation)、T(Talent)、E(Elite)、M(Mastery)に分けたフレームワークとなります。
JBFAは、JSCの開発した「日本版FTEM」のフレームワークをもとに、包括的で多角的な観点から選手の育成を行っていきます。
「日本版FTEM」の活用で期待される効果とは
・統一した枠組みの中で共通言語を用いることで、アスリート育成の実践者や関係者とのコミュニケーションを促進し、連携・協働体制を強化できる
・根拠に基づいた育成の全体方針を策定できる
・関連する強化戦略プラン、支援内容、資源等を整理できる(ムダやムラを減らせる)
・育成における各段階の移行期に焦点を当てることで、段階ごとのドロップアウト等の阻害要因を減らすことができる
・コーチ教育プログラムの見直しや、カリキュラムを更新できる
・個別のモニタリングを通してアスリートの目標と現状との乖離を埋めることができる
JSC資料「日本版FTEMの概要」より
さらに日本ブラインドサッカー協会では
・目的はメダル獲得となるが、それだけではなくビジョン・ミッションを大切にした混ざり合う社会構築につながるものとする
・協会全体としてアスリートパスウェイを意識しながら、一人ひとりを大切に育てていく
・右肩上がりのエリートプログラムのラインではない人たちも大切にしていく
・ゴーイングコンサーン組織、メダルを取り続ける仕組みは、継続性という観点では両輪として大切にしていく
・これを完成とせず、常にブラッシュアップさせていく
このアスリート育成パスウェイが競技力向上に役立ち、さらには多くの関係者の方々が生きがいを感じながら、ブラインドサッカー・ロービジョンフットサルを楽しんでいただけることを心より願っております。

協働団体情報
日本スポーツ振興センターは、アスリート育成パスウェイを整備し、道しるべとなり世界へ挑戦するアスリートを応援します。