みなさまにご理解いただきたいこと
日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、ビジョン「ブラインドサッカーを通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」を掲げています。このビジョンのもと、ファン、クラブチーム関係者、パートナー企業、そして各事業にご協力いただく企業・団体など、多様な方々が関わっています。
こうした多様な方々が関わる中で、JBFAおよびブラインドサッカー、ロービジョンフットサルに携わる皆さまにご理解いただきたいことを、以下にまとめました。
〜リスペクトを持った情報発信の心掛け〜
SNSをはじめとする情報発信ツールは、個人・組織を問わず発信力を高め、ブラインドサッカーやロービジョンフットサルの普及・発展に大きく寄与するものです。
一方で、多様なステークホルダーで構成されるJBFAおよびこれらの競技を取り巻く環境においては、投稿者の意図にかかわらず、特定の個人を傷つけたり、プライバシー・名誉・人権を侵害したりするおそれがあります。場合によっては、法的措置を講じざるを得ない場合もあります。
JBFAでは、ビジョン達成に向けて、JBFA・ブラインドサッカー・ロービジョンフットサルに関わるすべての方々に、互いへのリスペクトを持った情報発信を心掛けていただけるよう取り組んでまいります。
〜自然環境への対応〜
近年の気候変動による暑熱・寒冷・紫外線などの自然環境の変化は、障がいの有無を問わずすべての人の身体に影響を及ぼし、その負担は長期的に蓄積されていきます。こうした多様な影響に向き合い、誰もが安心して活動できる環境を整えることは、JBFAのビジョン実現に直結します。
例えば、アルビノの方は紫外線の害から身体を守るメラニン色素が極めて少ないため、屋外活動時には日焼け・紫外線対策が非常に重要になります。
このような背景を踏まえ、JBFAでは以下の取り組みを行っています。
【具体的な取り組み】
①全般的な取り組み
・業務時にはスタッフ同士で体調確認を実施
・外気温などを考慮し、適切な休憩時間を確保
②個人装備・物品の活用
・帽子、日傘(熱中症対策)
・サングラス
・遮光レンズ、遮光メガネ
・ファン付きウェア、ハンディファン、クーリングタオル(熱中症対策)
・紫外線対策用衣類(ヒジャブのようなもの等を含む)
・ニット帽、マフラー、ネックウォーマー、手袋などの防寒具
・その他、熱中症・防寒対策物品
③実施環境の調整
・クラブチームの大会は、7月・8月は屋内開催に限定
・スポ育や体験会などで酷暑が予想される場合は、主催者と協議のうえ、屋内開催・延期・中止を検討
・屋外イベント時には、外気温などを考慮し、適切な休憩スペースを設置
④その他の取り組み
・従業員向けAED講習会の実施
・大規模大会における看護師の配置
・従業員の緊急連絡先の把握





































































