[メディアリリース]アジア選手権2017・3日目結果 日本がタイに2-2引き分けで予選敗退、世界選手権2018の出場権逃す 最終日17日(日)にマレーシアと5位決定戦
2017/12/14
本日、「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2017」に出場しているブラインドサッカー日本代表のグループA第2戦・タイ戦が行われました。日本は、序盤から試合の主導権を握りタイのゴールに迫りますが決定機で得点を奪えず、前半14分中盤でタイにボールを奪われそのまま左サイドへの突破を許し、ゴール右隅への強烈なシュートにより失点。また、後半開始早々(後半1分)にも追加点を奪われ、2点をリードされる苦しい展開に。時間が経過するにつれ疲れがみえたタイに対し、日本の川村が後半9分にFK、同11分にCKから得点を奪い返しますが、その後追加点を奪えず、2-2の同点のまま試合終了。その結果、日本は1分1敗、得失点差でグループA 3位が決定し、決勝トーナメント進出と世界選手権(2018年6月5-18日、スペイン・マドリード)の出場権を逃しました。
グループBは、韓国とマレーシアが対戦し、接戦の末韓国が4-3で勝利しました。その結果、韓国がイランに次いで1勝1敗でグループBを2位で突破し、決勝トーナメント進出を決めました。
準決勝は、16日(土)第1試合で中国(グループA 1位)と韓国(グループB 2位)、第2試合でイラン(グループB 1位)とタイ(グループA 2位)が対戦します。日本は17日(日)第1試合の5位決定戦でマレーシアと対戦します。
本日の選手・監督コメント、試合結果、星取表、今後のスケジュールは以下の通りです。
●監督・選手コメント
・高田敏志監督
日本が終始試合を支配しているなかで、少ないチャンスをタイに決められ、日本は得点できなかった。攻撃にウェイトを置いて取り組んでいるのである程度失点は仕方ないが、取るべきところで点が取れず、予選を通じて攻撃力の精度が浮き彫りになった。この結果を受け止めて、監督の采配も含めて、よく考えたい。(5位決定戦は)ゴールを決めて、最後勝って終わりたい。
・川村怜主将
非常に厳しい結果となり、責任を感じている。簡単に失点してしまい、常にビハインドな状況で攻めなければならない苦しい展開だった。(自分が)流れのなかで決めていれば、日本がもっとリズムに乗れていた。今大会に向けて最大限の準備をしてきたが、気候、ピッチなど、はやく適応して自分たちのサッカーをどんなところでも出せることが必要。最後(5位決定戦)、日本らしいサッカーをして、絶対に勝ちたい。
・榎本達也(公式戦初出場・初先発)
勝てなかったこと、やってきたことの結果が出なかったことが率直に悔しい。足りなかったのかもしれないし、出し切れていなかったかもしれないが、結果が出なかったことが全て。素直に認めなければいけない。2点失点をすれば難しいゲームになると分かっていたが、自分の実力が足りなかった。素直に認めてやっていくしかない。最終日までしっかり準備して、最後は勝って終わりたい。
●14日(木)試合結果
第1試合:グループA 日本 2—2 タイ
得点者:KITTIKOM BAODEE(前半14分・タイ)
PRAKRONG BUAYAI(後半1分・タイ)
川村怜(後半9分、後半11分・日本)
第2試合:グループB 韓国 4—3 マレーシア
得点者:AHMAD FIKRI BIN OMAR (前半9分・マレーシア)
KYUNG HO KIM(前半10分・韓国)
AHMAD FIKRI BIN OMAR (前半13分・マレーシア)
HUHAMAD AZUAN BIN ABDUL RASIAD(前半17分・マレーシア)
YUN CHEOL SHIN(後半4分、後半11分、後半12分・韓国)
リリースのダウンロード
アジア選手権2017・3日目結果
日本がタイに2-2引き分けで予選敗退、世界選手権2018の出場権逃す
最終日17日(日)にマレーシアと5位決定戦
関連情報
アジア選手権2017・2日目結果
日本の初戦は0-3中国に敗れる、明日14日(木)タイ戦勝利が決勝T進出条件
ブラインドサッカーアジア選手権
スポーツブルで初の無料ダイジェスト配信決定
12月13-17日・日本戦および決勝Tで最大7試合
本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会事務局
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町1-23-7 新宿酒販会館2階
電話:03-6908-8907 FAX:03-6908-8908