ワンデイカップ(3月29日開催)のご報告
2009/04/06
3月29日に1-Day Cup&チャリティーフットサル大会が八王子にて行われました。
ブラインドサッカーは視覚障がい者のみのスポーツでは無く、健常者でもアイマスクをすればプレイヤーになれる。このようなコンセプトを重視して行われる1Day Cupが東京・八王子のクーバーフットボールパークにて開催されました。
普段はアイマスクをしてプレーをする機会も少ない選手(晴眼者)も多いですが、思わぬ!?ナイスシュートも飛び出し会場も沸いていました。
大会は参加6チームを2グループに分け、予選リーグを実施し、上位1チームが決勝線を行いました。
Aグループ ウォーリアーズ ナデシコ・アヴァ たまハッサーズ
Bグループ 東京N・フリューゲルス 乃木坂ナイツ 山梨キッカーズ
Aグループではウォーリアーズが、Bグループでは東京N・フリューゲルスがそれぞれ1勝1分けで決勝戦に進出。決勝戦では、ウォーリアーズのシュートがポストを叩くシーンもありましたが、全後半0竏窒OでPK戦の末、N・フリューゲルスが優勝致しました。
東京N・フリューゲルスは今回が初タイトル。2002年に発足し、現在活動しているチームでは最も歴史のあるチームです。護国寺での継続的な活動が実を結んだ結果と言えるのではないでしょうか。
また、今回の1-Day Cupでは一般のフットサルチームに参加していただき、チャリティーフットサル大会も同時開催致しました。
地元八王子の企業、富士ゼロックス多摩のサッカーチーム「ボンテーナ」
ITで中小企業を支援するJASIPAのメンバーが参加した「JASIPAドリーム」
ジョホールバルの歓喜のスタジアムで芽生えた友情から生まれたチーム「Club竏窒iB」
若い世代からベテランまで西東京市を中心に活動する「F.C.BUBBLE」
以上の4チームの総当りリーグ戦で大会が行われました。
優勝は総合力で勝利した「ボンテーナ」が栄冠に輝きました。また、参加費の中からJBFAにチャリティーが行われ、参加チームを代表して優勝したボンテーナ代表の笠井様からチャリティーボールがJBFAに寄贈されました。参加チームの皆さん、改めて感謝申し上げます。
大会の途中には、フットサル参加者を対象にして、ブラインドサッカーの体験会も実施致しました。ブラインドサッカーをプレーする上で必要になるコミュニケーションのエッセンスをテーマにした練習方法や、アイマスクをしても身体で覚えた運動感覚が重要になってくるという事をデモンストレーションを交えながら行いました。
体験会終了後には、地元八王子を拠点に活動するたまハッサーズと当日参加した5チームから選抜された関東セレクションズのスペシャルマッチも開催し、初めてブラインドサッカーを生で観戦する人も多く、ブラインドサッカーのトッププレイヤーの鋭いシュートなどに大きな歓声が上がっていました。
当日の模様はBS日テレ「キズナのチカラ」(4月10日放送)でも取り上げられる予定です。