東西オールスターマッチ All Eastの勝利で終演
2008/11/07
2008年11月1日に東京・大崎にて、「Tokyo FM ヒューマンコンシャス ブラインドサッカー東西オールスタースペシャルマッチ」が開催されました。
当大会ではB1カテゴリーの東・西日本選手権にて活躍が認められた選手がAll EastとAll Westを結成し、対戦いたしました。
West の守備が光った前半
「Eastの圧勝!」そんな下馬評もあるなか、観客およそ130名ほどの会場でブラインドサッカー初となるオールスターマッチがキックオフ。試合序盤はEastもお互いに慣れない選手同士でリズムが作りきれず、Westが好守備を見せ、互角の展開。前半中にEastが2回のPKのチャンスを得るものも、ゴールポストに弾かれたり、過去最多の日本代表GKに選出された田中重雄(兵庫)の好セーブにあったりと、得点には至らない。一方、前半終了間際、Westの三原健朗(福岡)が抜け出し、GKと1対1となるチャンスを生み出し、シュートを放つも得点には至らずスコアレスで前半を終了。
Eastの底力
後半はフィールドプレーヤー4人中、3人を入れ替えたEastが主導権を圧倒的に握り、低い位置から落合啓士(つくば)が、左サイドからは田村友一(つくば)が、そして右サイドからは日本代表試合にすべて出場する記録を持つ黒田智也(たま)がシュートを連発。後半も半ばを過ぎるとWestの選手にも疲労が見られ、Eastの田村の動きに振り回されるようになる。そして13分、田村がドリブルからWestの厚いディフェンスを一気にかわし、ゴール左に突き刺さるシュートを決め、記念すべきオールスター戦の初ゴールをマーク。これが決勝点となり、初の東西オールスターはAll Eastに軍配が挙がった。
オールスター出場選手
All East
フィールドプレイヤー
・落合啓士(アヴァンツァーレ)
・加藤健人(T.Wings)
・川村礼(ビヴァンツァーレ)
・佐々木康裕(ウォーリアーズ)
・黒田智成(たまハッサーズ)
・田中章仁(たまハッサーズ)
・田村友一(ビヴァンツァーレ)
GK 三浦智之(ウォーリアーズ)
コーラー 大場明子(アヴァンツァーレ)
監督 本田敏朗(ビヴァンツァーレ)
All West
フィールドプレイヤー
・池田勢司(大阪ダイバンズ)
・斉藤晃司(兵庫サムライスターズ)
・三原健朗(ラッキーストライカーズ福岡)
・横田光春(京都プリティウェル)
・米田昭仁(ラッキーストライカーズ福岡)
GK 田中重雄(兵庫サムライスターズ)
コーラー 宮崎梢(兵庫サムライスターズ)
監督 彌冨圭一郎(ラッキーストライカーズ福岡)