[メディアリリース]ブラジル遠征結果 ブラインドサッカー日本代表は第7位 中国代表に初勝利
2016/06/07
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、5月28日(土)から6月7日(火)にかけてブラジル・リオデジャネイロで開催された国際親善試合「V International Challenge of Blind Football」にブラインドサッカー日本代表を派遣し、第7位で大会を終えました。大会4日目の7位決定戦では中国代表と対戦し、2007年の初対戦以降初となる勝利を挙げました(結果1-0)。
改めて、試合結果・順位と監督・選手のコメントをまとめさせていただきました。今回の遠征を支えてくださったすべての皆様に深く感謝するとともに、ご報告とさせて頂きます。
●試合結果と最終順位
大会名:V International Challenge of Blind Football
会場:Benjamin Constant Institute
出場国:グループA ブラジルA、イラン、メキシコ、日本
グループB アルゼンチン、中国、モロッコ、ブラジルB
1日(水) 日本 1-1 イラン(グループリーグ第1戦)
先発メンバー:GK-佐藤、FP-田中、佐々木ロ、川村、加藤
得点者:Behzad Zadaliasghari、川村
2日(木) 日本 0-1 メキシコ(グループリーグ第2戦)
先発メンバー:GK-佐藤、FP-田中、佐々木ロ、川村、落合
得点者:Jorge Lanzagorta Gallardo
3日(金) 日本 0-5 ブラジル(グループリーグ第3戦)
先発メンバー:GK-竹中、FP-田中、佐々木ロ、川村、日向
得点者:Jeferson Goncalves、Severino GaGabriel da Silva(2)、
Gledson da Paixao Barros、Cassio Lopes dos Reis
4日(土) 日本 1-0 中国(7位決定戦)
先発メンバー:GK-佐藤、FP-田中、佐々木ロ、川村、加藤
得点者:川村
・最終順位
1位:ブラジルA 2位:イラン 3位:アルゼンチン 4位:モロッコ
5位:ブラジルB 6位:メキシコ 7位:日本 8位:中国
・監督、選手のコメント
高田 敏志監督
「いま取り組んでいることをパラリンピック出場国相手に出し切り、世界での立ち位置を知ろうと臨んだ。得点したことがないイラン相手にも攻撃的に挑み、結果は1対1ではあったがこれまでにない、いい戦い方ができた。ブラジル戦では日本が過去2戦でできていたことができず、スペースと時間を与えてしまった。だが、原因は分かっているし、通用するところも見えてきている。中国戦は自分たちのやることを出し切ることで勝つことができた。コンパクトに保った攻撃的なスタイルと、相手から時間とスペースを奪った守備が、大会全体を通してできた。このスタイルを変えずに、まずは(来年の)アジア選手権で1位になり、そこからさらにステップアップしていきたい。」
川村 怜主将
「パラリンピックに出場する強豪国との試合を通じて、改めてそのレベルを肌で感じることができた。やってきたことを出し切る準備をして、チーム全員で意識を高めて戦えた。目指すサッカーの方向性に手応えを感じ、出し切れれば点をとれるという実感も得られた。イラン戦ではゴールできたし、それが中国戦の勝利へとつながった。技術、フィジカル、メンタル面は、アジアと世界では差を感じる。日本代表としての誇りを持ち、もっと戦う集団となり、勝てるチームにしていきたい。」
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ブラジル遠征結果
ブラインドサッカー日本代表は第7位 中国代表に初勝利
関連情報
V International Challenge of Blind Football大会概要
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