[メディアリリース]ダウ・ケミカル日本株式会社と「スポ育」事業パートナーシップ契約を締結
2014/04/01
日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区・理事長 釜本美佐子)はこのほど、ダウ・ケミカル日本株式会社(品川区・代表取締役社長 ピーター・ジェニングス)と、学校向け体験授業「スポ育」事業のパートナーシップ契約を締結いたしました。契約期間は2014年4月1日から2015年3月31日までの1年間で、協賛金および社員のボランティア派遣で支援していただきます。
「スポ育」事業は、視覚に障害のあるブラインドサッカー選手らを講師として学校やスポーツ少年団に派遣し、人間が普段80パーセントの情報を得ているといわれる視覚をアイマスクで閉じた状態で、さまざまなワークショップを行います。ブラインドサッカー用ボールを使う親しみやすい形で、子供たちが視覚障がい者と触れ合うことにより、障がい者の理解や多様な個性の尊重、コミュニケーションの重要性などへの気づきを生み出す、と学校関係者から評価を頂いております。昨年末には東京都より「福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状」も受賞いたしました。
「スポ育」事業は、ブラインドサッカーの普及活動を学校現場の課題解決に応用する形で2010年秋からスタートしました。その実施数は年々増加し、2013年4月から2014年3月末までの1年間では、首都圏を中心に約350件で約15000人の子どもたちに体験授業を提供しました。遠隔地などを除いて、学校側は講師の派遣や教材等の経費を負担することはありません。パートナーシップ契約を結んだ企業の協賛金により、このような無償提供が可能になっています。
ダウ・ケミカル日本株式会社 代表取締役社長のピーター・ジェニングス氏は本契約について次のように述べています。「ダウは、われわれの従業員が異なる経験、背景、視点を持つことがイノベーションにつながると信じており、多様性に価値を置く文化を広めるため、草の根の取り組みを続けてきました。今回、日本ブラインドサッカー協会とのパートナーシップ契約を通じて、すべての人が尊重される社会を作る活動に貢献できることは、大変光栄です」。
当協会事務局長の松崎英吾は「私たち日本ブラインドサッカー協会は、『ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること』をビジョンに掲げています。ダウ・ケミカル様も多様性への取り組みに力を注いでおり、今回のパートナーシップ契約により、お互いに目指す社会課題の解決に向けて、力強く協働展開していきたいと考えています」と話しています。
※ 「スポ育」についての詳細は、下記ウェブサイトをご覧ください。
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ダウ・ケミカル日本株式会社と「スポ育」事業パートナーシップ契約を締結
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