[メディアリリース]ロサンゼルス2028パラリンピック競技大会 実施競技、カテゴリー決定
2025/06/05
国際パラリンピック委員会(以下、IPC)より、ロサンゼルス2028パラリンピック競技大会(以下、ロサンゼルス大会)での実施競技、カテゴリーが発表されたことをお知らせします。ブラインドサッカーはアテネ2004パラリンピック競技大会からつづき、男子カテゴリーのみの実施となりました。
ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、2017年に女子日本代表チームの組閣を世界に先駆け行ったことや女子国際親善試合である「さいたま市ノーマライゼーションカップ」の開催、国際視覚障害者スポーツ連盟と連携し、2019年2月「IBSA女子トレーニングキャンプ」、2025年5月「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ2025 in うめきた(女子)」を開催することを通じて、早い段階からブラインドサッカー女子カテゴリーの発展およびパラリンピック競技への採択を目指して取り組んできました。
ロサンゼルス大会での女子カテゴリーの採択は実現しませんでしたが、ブリスベン2032パラリンピック競技大会(以下、ブリスベン大会)での採択を目指し、引き続き競技の発展に尽力してまいります。
- ロサンゼルス2028パラリンピック競技大会
実施競技:ブラインドサッカー
実施カテゴリー:男子
参加チーム数:8チーム
詳細につきましては以下のページをご覧ください。
IPC HP: https://www.paralympic.org/news/la28-paralympic-medal-event-programme-athlete-quotas
JBFA金子久子理事長コメント
「はじめに、ロサンゼルス大会における男子カテゴリーでのブラインドサッカー競技の実施決定にあたり、関係者の皆さまの多大なるご尽力に心より感謝申し上げます。男子日本代表チームの出場権獲得に向け、引き続き全力で強化に取り組んでまいります。
一方で、女子カテゴリーの採択が見送られたことについては、大変残念な思いです。JBFAは、女子日本代表チームの早期立ち上げと強化を進めるとともに、国際親善試合の開催、女子選手対象のトレーニングキャンプ、ワールドグランプリの開催など、世界の女子ブラインドサッカーの発展に向けて積極的に取り組んでまいりました。
今後も、女子カテゴリーの競技化実現を目指し、これまで以上に尽力を続け、ブリスベン大会での正式採択に向けて、世界の関係団体とも連携しながら歩みを進めてまいります。
JBFA魚住稿ハイパフォーマンスディレクターコメント
「このたびのIPCの発表を受け、ロサンゼルス大会の舞台で男女揃って躍進する姿を思い描いていただけに、非常に残念な思いでいっぱいです。私たちは2017年より、世界に先駆けて女子チームの強化に取り組み、多くの皆さまのご支援のもと、世界ランキング1位の獲得、そして先日のワールドグランプリでの優勝など、大きな成果を上げてまいりました。選手、スタッフたちはロサンゼルス大会に向けて万全の準備を重ねてきただけに、今回の決定は痛恨の極みです。
しかしながら、女子ブラインドサッカーの取り組みは、ここで止まることはありません。私たちは今後も競技の強化・発展・普及に一層注力してまいります。また、協定を締結しているオーストラリアブラインドフットボール協会とも連携し、ブリスベン大会での女子カテゴリーの採択に向けて活動をさらに加速させてまいります。引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。」
リリースのダウンロード
ロサンゼルス2028パラリンピック競技大会 実施競技、カテゴリー決定
本件に関するメディアお問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報コミュニケーション室
E-mail:media@b-soccer.jp 電話番号:03-6908-8907
協会ウェブサイト:https://www.b-soccer.jp