B2/3クラス日韓親善交流試合レポート
2010/9/24
9月10~12日、韓国・ソウルにて、B2/3クラスの日本と韓国の親善試合が主なわれました。釜本美佐子団長以下、選手11人、GK2人、スタッフ2人の計16人の選手団でソウルを訪問しました。
第2日目に、3試合を20分前後半で実施。当日は、激しい豪雨で、午前中ホテルで待機。10分間の練習だけで開会式という強行日程で、試合が開始されました。
第1試合は、両国のベストメンバーによる対決。前半は、宮島、角谷を中心に枠内に鋭いシュートを何度も打つが、ポストやバーに嫌われる。ボール支配率は日本が上回る。後半は、韓国が攻勢に出てボールを支配する場面が増える。マンチェスターで開催されたB2/3世界選手権を経験している選手が次々に出場。自陣でのパスカット、早いドリブルからの攻撃の連続。ディフェンスが残っていない中のピンチを、再三再四、キーパー岩崎が止める。
日本も交代出場の選手を含め、パスカットから縦への突破を何度も試みるが相手キーパーの攻守に阻止される。最後の5分はめまぐるしい攻守の切り換えに、100人以上のスタンドは大歓声とため息の連続。素晴らしいと感じたのは、日本の選手のドリブル突破やパス回し、キーパーの好守にもため息の後に大きな拍手をいただいたことです。結果はスコアーレスのドロー。
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第2試合は第1試合に出場出来なかった選手を中心にゲームをしました。何度も雨による中断があり、コンディションとモチベーションを維持するのに苦労しました。隔週ごとに練習している韓国チームが、無理しないでパスをつなぐ。守備をしっかり固めながら、インターセプトから得点を重ねました。両チームの選手とも雨の影響で滑って全身ずぶ濡れ状態。そんな中、B2選手の児玉がゴール正面から右に回りこんで2得点。結果は4-2の敗戦。でも、日本人国際試合初ゴールに感激しました。ツ黴
第3試合は、両国の選手がフィールドを2名ずつで構成するミックスゲームをしました。選手は重圧から解放されのびのびとプレーを楽しみました。お互いの選手のゴールが次々と決まりハイタッチと拍手の連続でした。雨のため予定していたもう1試合が中止になったことが残念でした。
終了後両国監督の推薦による大会MVPには、日本側からは、樋野穣選手が選出されました。事前合宿を支えてくれた皆さん、応援に現地ソウルに駆けつけてくれた二人のサポーターをはじめ、皆さまに感謝申し上げます。
<試合結果>
日本A × 韓国A 0竏窒O
日本B × 韓国B 2竏窒S
<参加選手>
[B2]
宮井 英次(レッドロケッツ)
反町 隆史(AC東京)
樋野 穣(京都プリティエル)
児玉 道雄(N-フューゲルス)
宮島 健二(レッドロケッツ・主将)
[B3]
角谷 佳祐(SCスフィーダ)
鎌田 正幸(AC東京)
渡辺 一久(バレッティ大阪)
牧野 孝樹(SCスフィーダ)
金子 陽一(レッドロケッツ)
安藤 久志(AC東京・Bチーム主将)ツ黴
[ゴールキーパー]
関 翔人(N-フューゲルス)
岩崎 直(レッドロケッツ)ツ黴