[メディアリリース]個人参加型ブラインドサッカー体験プログラム『OFF T!ME』 2024年度(2024年4月〜2025年3月)は、371名が体験 ~本事業開始の2014年から5,000人以上が参加!~
2025/04/17
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、個人参加型ブラインドサッカー体験プログラム「OFF T!ME(オフタイム)」を、2024年度(2024年4月~2025年3月)に23回開催し、合計371名に体験いただきましたことを報告いたします。本事業を開始した2014年2月から、累計で371回開催し、のべ5,135名に体験いただきました。
⚫︎「OFF T!ME」とは
アイマスクを装着して目を“OFF”にすることで、声を出すこと、聞くこと、そのタイミングや内容など受発信の質の重要性や、自身のコミュニケーションの癖などの気付きを得て、チームビルディングや多様性適応力などの向上を図るプログラムです。
「OFF T!ME」は激しい動きはなく、スポーツやブラインドサッカー経験がない方も楽しめる構成となっています。個人での参加のほか、友人同士、会社の同僚、夫婦でのご参加など、どなたとでも気軽にご参加いただけます。これまでの参加者は、パラスポーツやブラインドサッカーに興味がある方、大会観戦をきっかけに興味を持たれた方、視覚、聴覚、肢体などに障がいのある方、企業の人事やCSRご担当者、行政の方、プロのフットサル選手など多岐にわたっています。
また、「OFF T!ME」を通じて大会ボランティア活動への参加、企業研修の導入など継続的な関係性の創出につながったり、体験後、ブラインドサッカーやロービジョンフットサルを始めた方もいます。今年度の参加者の中には「OFF T!ME」参加後にクラブチームへ所属し、地域リーグの試合出場を果たした方もいらっしゃいます。今後もJBFAは、ブラインドサッカーの魅力を伝えるとともに、私たちが目指すビジョン「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」を体感いただくことで、楽しくコミュニケーションを学ぶ場を提供します。
■「OFF T!ME」開催概要
⚫︎今後の開催日程
4月28日(月) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場 / ※終了後懇親会あり
5月16日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場 / ※終了後懇親会あり
5月28日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田 / ※終了後懇親会あり
⚫︎参加対象:18歳以上の方
⚫︎参加費:4,000円(税込)
■申込方法と詳細
会場詳細およびお申込みについては、下記OFF T!MEホームページよりご確認ください。
⚫︎プログラムお問い合わせ先:offtime001@b-soccer.jp
⚫︎「OFF T!ME」実施実績
期間 | 実施件数 | 体験者数 | 平均体験者数/件 |
2014年2月~2014年3月 | 6 | 48 | 8 |
2014年4月~2015年3月 | 43 | 416 | 10 |
2015年4月~2016年3月 | 45 | 661 | 15 |
2016年4月~2017年3月 | 42 | 637 | 15 |
2017年4月~2018年3月 | 46 | 662 | 14 |
2018年4月~2019年3月 | 40 | 614 | 15 |
2019年4月~2020年3月 ※1 | 36 | 591 | 16 |
2020年4月~2021年3月 ※2 | 23 | 236 | 10 |
2021年4月~2022年3月 ※3 | 15 | 197 | 13 |
2022年4月~2023年3月 | 28 | 330 | 12 |
2023年4月~2024年3月 | 24 | 372 | 15 |
2023年4月~2024年3月 | 23 | 371 | 15 |
累計 | 371 | 5,135 |
※1 2019年度3月は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止
※2 2020年度4月~5月は新型コロナウイルス感染拡大の影響により対面版プログラム開催を中止し、6月~3月はオンライン版を実施
※3 2021年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点よりオンライン版のみを実施
〇「OFF T!ME」体験者の声
・初めてブラインドサッカーを体験してみて、いつも見えている景色が見えなくなるだけですごく怖いなと思ったし、その状態でボールを蹴ったりドリブルをする技術がすごいなと思いました。
今回の体験で、目の不自由な方の気持ちを知ることができたので、日常生活で目の不自由な方を見かけたら声をかけて少しでもお手伝いできたらいいなと思いました。
・(一番印象に残ったワークは)目隠しをして、参加者全員で名前順にならぶ体験です。声だけでコミュニケーションをとる大変さ、こわさ、を体験したとともにこの環境でサッカーをされている選手に驚きました。
・準備体操の段階からしっかりと相手に伝わる言葉の使い方をしなければいけないと感じることができました。中盤から終盤はアイマスクを付けた中で周りの音を聞き普段使わないような神経を使った気がします。貴重な体験ありがとうございました。
・朗読劇でブラサカを知り、パラリンピックで実際に試合を見た時は驚きました。なんでゴールの位置がわかるんだろう?など、自分が目の病気をしたのもあり興味をもちました。もっと、お話をきけたらよかったなぁと思いました。声をかけあったり、手をつないでもらえた時はとても安心感ありました。もっとアイマスクをしたままいろいろなところを歩いたり体験してみたいです。
リリースのダウンロード
個人参加型ブラインドサッカー体験プログラム『OFF T!ME』2024年度(2024年4月〜2025年3月)は、371名が体験~本事業開始の2014年から5,000人以上が参加!~
本件に関するメディアお問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報コミュニケーション室
E-mail:media@b-soccer.jp 電話番号:03-6908-8907
協会ウェブサイト:https://www.b-soccer.jp