[メディアリリース]ブラインドサッカー体験型企業研修プログラム『OFF T!ME Biz』 57件2,292名に実施し、実施件数は前年比の163％に 2022年度（2022年4月～2023年3月）集計

2023/04/26

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（以下、JBFA）は、企業・団体を対象とした体験型研修プログラム「OFF T!ME Biz（オフタイムビズ、以下、本プログラム）」の2022年度分（2022年4月～2023年3月）の集計を終え、昨年4月から今年3月末までに57件2,292人に実施しましたことをご報告します。実施形態の内訳としては、対面版プログラムを49回、新型コロナウイルス感染症拡大の期間に非接触型として開発したオンライン版プログラムを8回実施しました。

JBFAは、企業・団体からのニーズや課題にこたえるサービスとして、ブラインドサッカーの競技力向上に伴い培われる、コミュニケーションやチームビルディングなどの要素を学べるプログラムを2012年に開発しました。2014年に「OFF T!ME Biz」と新たに命名して一般に公開し、年を重ねるごとに実施件数を増やした結果、プログラム開始から11年目となる2022年度までに、累計で592件を実施、合計23,238人にご参加いただきました。

本プログラムは2012年に開始以来、導入企業からは継続受注を毎年いただいているほか、人材育成で差別化をはかる企業の、体験型研修のニーズの高まりもあり、大変高い評価をいただいています。これまで、製造業、情報通信業、小売業、金融・保険業、不動産業、医療・福祉業、サービス業など多岐にわたる企業・団体へ実施しており、多様化する社内のコミュニケーションの改善、チームビルディングを学ぶ新しい研修として好評をいただいている以外にも、管理職研修、新人研修、新卒採用プロセスなどにも取り入れていただいています。近年では、大学などの学校法人、地方自治体からのご依頼も増えています。また、研修を通してブラインドサッカーを体験すると同時に、実際の競技を「観戦する」体験もしていただくべく、ブラインドサッカー大会開催地に所在する企業での本プログラム実施にも力を入れています。

2020年から始まった新型コロナウイルスの影響は現在も続いており、リモート会議や、必要がなければ在宅勤務等が定着しつつある中、以前より多くの企業が、コミュニケーション力やチームビルディングの学びの重要性に注目しています。企業からは、「希薄となった社内コミュニケーションを強化していきたい」、「1年前、2年前に入社した社員はお互いに会う機会がなかったので、その機会創出の場を提供し、社内で一体感を出したい」、と言ったご意見が多く聞かれます。そのようなニーズに応えるため、JBFAでは、プログラム実施前から当日まで、クライアントの声に耳を傾けながら、個々に合ったプログラムを提供しています。また、コロナの影響で開始したオンライン版プログラムは、今まで提供の難しかった地域での導入や参加企業の海外拠点スタッフの参加も可能になるなどの利点もあり、より多くの方に本プログラムを体験いただける機会となっています。

JBFAは、今後も変化する社会のニーズを敏感に捉えて柔軟に対応し、それぞれの企業・団体が持つ課題や不安の軽減や、解消に役立つようなプログラムを提供していきます。

※実施件数と参加者の推移につきましては下記リンクよりリリース内容をご確認下さい。

●「OFF T!ME Biz」研修プログラム詳細と申し込み

HP：https://www.b-soccer.jp/ex_program/offtime_biz　よりご確認下さい。

※本プログラムに関するお問い合わせ先：arms@b-soccer.jp

実施企業様からの感想（対面版）　

◆東京東信用金庫人事ご担当者様

新入職員研修フォローアップ研修として視覚に障がいのある方が掛け声や鈴音の鳴るボールを頼りにプレーするブラインドサッカーを通じたコミュニケーション向上研修を実施しました。アイマスクをして、聴覚のみを頼りに手を叩いている味方のところまでたどり着くワークや、味方の指示で目印に向かってボールを蹴るワークなどを行ない、初めての経験に最初は試行錯誤していましたが、「足の角度を45°に！」「あと10cm前！」など徐々に具体的な指示が出るなど、チームビルディングやコミュニケーション力の向上につながりました。

新入職員からは「お客さまにご提案、ご案内をする際はより具体的な言葉で伝えることが重要だと感じました」、「コミュニケーションを図ることでお客さまへのより良いご提案や業務の効率化につながると思いました」といった声があがりました。

今回の研修を通じて、新入職員同士が自然とかつ楽しくコミュニケーションを図っているのがとても印象的で、またコミュニケーションの大切さを肌で感じとれたことが一番の収穫だと感じました。今後の業務につながるとても貴重な経験ができました。ありがとうございました。