[メディアリリース]日本ブラインドサッカー協会が、4/1付で日本アンチ・ドーピング機構へ加盟

2023/04/03

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（以下、JBFA）は、2023年4月1日（土）付で、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構へ加盟したことをお知らせします。JBFAでは従来より、JPCを通じアンチ・ドーピング啓発活動を行ってきており、2022年8月1日にJBFA内にアンチ・ドーピング委員会を立ち上げました。同委員会立ち上げおよび運用にあたっては、薬局を運営するクオールグループにサポートいただいており、アンチ・ドーピングに関する助言を頂くなど、選手の健全育成にご協力いただいています。

また今年2月に開催された「第20回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権」FINALラウンドでは、会場内にアンチ・ドーピング啓発ブースを設けました。同ブースではクオールグループの薬剤師や管理栄養士が、来場者へ向けて、掲示物の紹介や、アンチ・ドーピングに関するクイズの実施を通じて、アンチ・ドーピングへの理解促進を図りました。

ブースへ来場された方からは、「サプリメントや漢方薬に禁止物質が含まれる可能性があることに驚いた」という声が多く聞かれました。そのほかにも「今回学んだことを、所属クラブチームの選手に伝えます」「子どもがスポーツをしているので、今からアンチ・ドーピングについて伝えていきます」などの声があり、啓発活動の重要性を再認識できた機会となりました。

JBFAとクオールグループは、アンチ・ドーピング委員会での取り組みを通じ、更なる連携に向けて協議を進めてまいります。

●クオール株式会社　関東第四事業部　事業部長　小岩徹氏のコメント

当社グループは、保険薬局業界初となる特例子会社の認定を受けたクオールアシスト株式会社を設立するなど、従来より、障がい者支援に積極的に取り組んでまいりました。日本ブラインドサッカー協会様と共働して取り組んでいるアンチ・ドーピング啓発活動では、当社のスポーツファーマシスト^＊や管理栄養士が、選手やそのご家族、チームスタッフに対して、正しい薬の知識を身につけるための講習や、食事による体力づくりのご提案などを行い、安心してスポーツに取り組める環境づくりをサポートしております。

今後も医療に携わる企業として、“あなたの、いちばん近くにある安心”をスローガンに、皆さまの安心な暮らしを支え、障がいの有無に関わらず医療サービスを受けられる共生社会の実現を目指します。

＊最新のアンチ・ドーピングに関する知識を持つ薬剤師

●NPO法人日本ブラインドサッカー協会ハイパフォーマンス・ディレクター魚住稿氏のコメント

日本ブラインドサッカー協会では、選手の健全育成、スポーツの価値を守るために、すべての活動でアンチ・ドーピングに対する取り組みを行ってまいりました。世界的により高度化しているアンチ・ドーピングに対応するため、本協会では2022年8月よりアンチ・ドーピング委員会の立ち上げを行いました。クオールグループの皆様には委員会発足時より、外部有識者としてご協力いただいております。アンチ・ドーピングに関する専門的な知識の共有はもとより、スポーツファーマシストによる薬やサプリメントへの助言、管理栄養士によるアスリートへの食事指導と幅広いサポートをいただいており、非常に感謝しております。日本ブラインドサッカー協会では引き続き、クオールグループの皆様の協力を得ながら、アンチ・ドーピングの精神を大切にし、健全育成に取り組んでまいりたいと思っております。

■クオール株式会社について　https://www.qol-net.co.jp/

クオール薬局などグループ全体で約900店舗の保険薬局を展開。

医療機関との1対1の信頼関係に基づくマンツーマン薬局のほか、ローソンなどの異業種と連携した薬局など、質の高い医療と健康サポート機能を備えた薬局を拡充しています。また、医療従事者の紹介・派遣や医薬品製造販売などの事業も行っており、研究開発から始まり製造・販売・調剤を経て患者さまに至る、切れ目のない良質な医療サービスを提供しています。

■NPO法人日本ブラインドサッカー協会（JBFA）について

JBFAは、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ活動しています。競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。2018年度朝日スポーツ賞受賞。

詳しくは、弊会ホームページ（https://www.b-soccer.jp）をご覧ください。