[メディアリリース]品川区（東京都）とNPO法人日本ブラインドサッカー協会がパートナーシップ協定を5年間延長〜2021年4月23日（金）調印式を開催〜

2021/04/23

品川区（区長：濱野健）とNPO法人日本ブラインドサッカー協会（東京都新宿区・理事長：塩嶋史郎、以下JBFA）は、2016年4月より締結しているパートナーシップ協定を延長することを決定し、2021年4月23日（金）に調印式を開催しました。延長後の契約期間は前回同様5年間となります。

品川区とJBFAは2016年4月に、ブラインドサッカーを中心とした障がい者スポーツの振興、障がい理解の促進をはかることで、地域社会におけるスポーツの発展および健全育成とJBFAのビジョン「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」を推進することを目的とし、パートナーシップ協定を締結しました。

協定を締結してからの5年間、体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」の品川区内全中学校での実施、国際大会および国内大会の開催、各種イベントでの体験会開催など、様々な世代の方に対し「混ざり合う社会の実現」に向けた取り組みを推進してきました。5年間の成果を踏まえ、パートナーシップ協定を延長することで、さらに連携を強化し、競技の普及振興を通じて、多様性が活かされる社会の体現を目指してまいります。

●パートナーシップ協定調印式概要

・日時：4月23日（金）10:00～

・出席者：品川区副区長和氣正典氏

NPO法人日本ブラインドサッカー協会理事長塩嶋史郎

●和氣品川区副区長のコメント

日本ブラインドサッカー協会とは2014年から交流が始まり、2016年から協定を締結し、様々な取り組みを行ってきた。まだまだ障がいのある方にとって、生きづらい社会であると認識しており、本当に混ざり合って共に生きる社会にしていかなければならないと考えている。インクルーシブな社会の実現を目指す上で、JBFAの皆さまと共に歩んでいくことは、大きな力となる。これから、オリンピック・パラリンピックという大きな大会もあるが、それ以降もしっかりと共に歩んで、品川区を皆が混ざり合って共に生きる区にしていきたい。

●JBFA塩嶋理事長のコメント

これまでの5年間の実績を踏まえ、パートナーシップ協定をさらに継続いただけること、大変嬉しく、また心強く思っている。品川区とは2016年にパートナシップ協定を結ばせていただき、様々な取り組みをしてきた。2018年、2019年は、ワールドグランプリを2年連続で天王洲公園で開催し、今年も5月に開催する予定で準備をしている。品川区の皆さまには熱い応援、ご支援をいただいており、一つの地域が一つのパラスポーツにしっかりと向き合って取り組む、ロールモデルとなる活動をしていただいている。これは日本全国、そして世界へつながる活動だと思っている。パラリンピックまで今日で後123日となるが、品川区と共に心のバリアフリー、意識のイノベーションの推進、そして混ざりあう社会の実現に大きく貢献できると確信している。今後とも手を携えて一緒に取り組んでいきたい。