[メディアリリース]「IBSA ロービジョンフットサル世界選手権 2019」最終結果 日本はフェアプレー賞を獲得 〜優勝はウクライナ〜
2019/12/24
「IBSA ロービジョンフットサル世界選手権 2019」は、12月14日(土)に8日目が開催され、順位決定戦が全3試合行われました。第1試合の5位決定戦は、スペインとイタリアが対戦し、2-6でイタリアが勝利。第2試合の3位決定戦は、ロシアとトルコが対戦し、2-2(PK3-2)でロシアが勝利。第3試合の決勝戦は、ウクライナとイングランドが対戦し、6-2でウクライナが勝利しました。予選リーグの結果により、日本代表は順位決定戦進出はなりませんでしたが、フェアプレー賞を獲得しました。
●12月14日(土)試合結果
第1試合:スペイン 2–6 イタリア
第2試合:ロシア 2–2(PK 3-2) トルコ
第3試合:ウクライナ 6–2 イングランド
●IBSA ロービジョンフットサル世界選手権 2019 最終順位
1位 ウクライナ/2位 イングランド/3位 ロシア/4位 トルコ
5位 イタリア/6位 スペイン/7位 日本
●ヘッドコーチ・選手コメント(大会全体を振り返って)
・石渡 良太ヘッドコーチ
日本代表の当初の目標は、まずはベスト4に入り、そして順位決定戦で勝利して世界3位になることでした。特に今回は、寄付という目に見える形でたくさんのご支援をいただいての世界選手権への参加でしたので、結果への責任は選手含め並々ならぬ想いでした。
ところが、全敗の7チーム中7位。
他国と比較し実力では劣ることは間違いないことは分かっていたのですが、勝利への道筋が見えていたことも確かでした。それを証拠に前半だけを見ると、ウクライナ以外には全ての国にスコア的には良い勝負をしているのです。しかし、国内では分からず、対戦して初めて分かったこともありました。その初めて分かった部分が直接の敗因だと考えています。大きな大きな足りない部分です。現時点でロービジョンフットサル日本代表は各国(ウクライナを除き)にスコア的には良い勝負はできながらも、勝ち切ることはできない、という立ち位置にいることがよく分かりました。各国のコーチ陣は「日本は進歩し続けている」と言います。大切なことは牛歩のごとくでも、それを継続していくことです。まだまだ始まったばかりです。
本当に今回はもちろん、これまで様々な形で支援、応援してくださっている方々には感謝の言葉もありません。私達はまだまだ歩き出したばかりです。これからも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
・岩田 朋之選手(主将)
ロービジョンフットサル日本代表チームとして、トルコ大会で2勝をし、ベスト4に進出することを目標に臨みました。トルコ大会出場にあたり、寄付活動を行い、多くの方々にご支援をいただきました。そのため、今大会は、これまで以上にさまざまな方々にロービジョンフットサルを知っていただき、応援をいただいていた大会でした。結果を出すことをより求めてチームとして闘いました。
しかし、結果は、6戦で0勝6敗でした。目標を達成できず、悔しい結果となりました。主将として、しっかりと結果を受け止めると同時に、今大会への出場までのプロセスや内容に誇りを持っています。必ず、トルコ大会を今後のロービジョンフットサルの普及やロービジョンプレーヤーの育成、そして日本代表の強化につなげていきたいと思います。
最後に、ロービジョンフットサル日本代表を応援いただいた方々に心より感謝いたします。
これからも温かい応援やご支援をよろしくお願いいたします。
●予選リーグ結果
星取表は、添付のリリースをご確認ください。
●「IBSA ロービジョンフットサル世界選手権 2019」開催概要
日程: 2019年12月7日(土)〜12月14日(土)
会場: Antalya Sports Hall(トルコ・アンタルヤ)
参加国: 7カ国(日本、トルコ、イングランド、イタリア、ロシア、スペイン、ウクライナ)
大会形式:7カ国総当たりで予選リーグを行い、予選リーグ結果の順位をもとに、順位決定戦を行う。
大会HP:https://futsalturkey.wordpress.com/
リリースのダウンロード
「IBSA ロービジョンフットサル世界選手権 2019」最終結果 日本はフェアプレー賞を獲得 〜優勝はウクライナ〜
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