[メディアリリース]「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」4日目 日本はグループリーグ2位で準決勝進出!
2019/10/03
本日、「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」(以下、アジア選手権)の4日目が開催され、第1試合をグループBの日本とイランが対戦しました。グループリーグ暫定1位のイランと、同暫定2位の日本による、首位突破をかけた直接対決は、0-1で日本が敗れ、日本はグループリーグ2位で準決勝進出を決めました。日本の次の試合は、10月5日(土)日本時間20:00キックオフで、グループA首位チームとの対戦となります。(対戦相手は、本日日本時間20:00キックオフのグループA タイ対中国の試合結果により決定)
●10月3日(木)第1試合結果
グループB 日本 0-1 イラン
日本の先発メンバー:佐藤 大介、佐々木 ロベルト泉、田中 章仁、川村 怜、黒田 智成
得点者:Behzad Zadaliasghari Yengejeh(後半10分・イラン)
●監督、選手のコメント
・高田 敏志監督
過去2戦(対オマーン戦、対マレーシア戦)は、ほとんど攻めることが出来ていたが、レベルが全く違うイランに対しては、立ち上がりの守備の入りが心配だった。しかし全体を通して守備のオーガナイズは素晴らしく、失点シーン以外はイランの狙いをほぼ消すことが出来た。攻撃の機会は少なかったが、狙い通りの決定的なシーンを作れた。
気温、湿度が高くとても厳しい試合だったがハードワーク、戦術的駆け引き、フェアプレー、とても締まったゲームだったと思う。
勝てなかったが、決勝ラウンドへ進む準備としては十分評価出来る、内容の濃いゲームが出来たことに自信を持って準決勝に挑みたい。
<準決勝に向けて>
グループリーグが終了し、一旦全てをリセット。
試合に勝つには準備が全て。
戦術、技術、フィジカル、メンタル、メディカル、分析、栄養管理、チームマネジメントなど、我々は勝つに相応しい準備をどこよりもやってきたことに自信を持って準決勝を戦いたい。
・佐藤 大介選手
結果だけ見ると負けで非常に悔しいが、イランのプレーを詳細に分析した上で、日本がどう戦うか準備し対応できたいい試合だったと思う。パーフェクトな守備が出来たが、それに相手が対応してきた中で隙をつかれた。イランの10番の選手(今試合得点者)が素晴らしかった。その一瞬の隙をつかれてしまうというのが、パラリンピックでメダル獲得を目指している自分たちにとって課題である。
また、しっかり守っている中でも得点しなければいけないので、個の技術のさらなる向上が必要だと改めて突きつけられた試合だった。いい試合をしても負けては意味がないので非常に悔しい。
昨日は質のいい選手ミーティングが出来て、みんなでイメージを共有しあえてチームも一つになっていた。それが出来るということはまだチームには伸び代があるということだと思うので、次につなげたい。
次の試合は中国が来てもタイが来ても、4人でしっかり守備から入り、少ないチャンスの中でどう決めきるかが大切。どちらもドリブルスピードが速く切り返しも鋭いので、4人で相手の攻撃を防いで4人で攻撃するという形が出来れば必ずチャンスがある。強い相手に対して失点も想定内として、そこから逆転するチームでないといけないと思うので、しっかり準備して勝利したい。
●星取表・決勝トーナメント(グループBのみ最終順位確定)
グループA
中国 |
タイ |
韓国 |
インド |
勝点 |
得失 点差 |
得点 |
失点 |
順位 (暫定) |
|
中国 |
– |
○8-0 |
○5-0 |
6 |
13 |
13 |
0 |
1 |
|
タイ |
– |
○4-0 |
○6-0 |
6 |
10 |
10 |
0 |
2 |
|
韓国 |
●0-8 |
●0-4 |
– |
0 |
-12 |
0 |
12 |
4 |
|
インド |
●0-5 |
●0-6 |
– |
0 |
-11 |
0 |
11 |
3 |
グループB:1位 イラン/2位 日本/3位 マレーシア/4位 オマーン
イラン |
日本 |
マレーシア |
オマーン |
勝点 |
得失 点差 |
得点 |
失点 |
順位 |
|
イラン |
– |
○1-0 |
○4-0 |
○10-0 |
9 |
15 |
15 |
0 |
1 |
日本 |
●0-1 |
– |
○2-0 |
○5-0 |
6 |
6 |
7 |
1 |
2 |
マレーシア |
●0-4 |
●0-2 |
– |
○1-0 |
3 |
-5 |
1 |
6 |
3 |
オマーン |
●0-10 |
●0-5 |
●0-1 |
– |
0 |
-16 |
0 |
16 |
4 |
・10月5日(土) 7位決定戦(Aグループ4位 対 オマーン)
準決勝(イラン 対 Aグループ2位)
準決勝(Aグループ1位 対 日本)
・10月6日(日) 5位決定戦(Aグループ3位 対 マレーシア)
3位決定戦
決勝戦
●「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」開催概要
日程: 2019年9月30日(月)〜10月6日(日)
会場: Pattaya Youth Center(タイ): Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
参加国: 8カ国
Group A:中国(世界ランク3位)、タイ(同15位)、韓国(同16位)、インド(同30位)
Group B:イラン(同6位)、日本(同13位)、マレーシア(同17位)、オマーン*
※オマーンは2018年代表チームが発足、今回が初の国際試合となるため世界ランキングデータはありません
大会形式:参加8カ国が2組(各4チーム)に分かれ、1回戦総当たりのグループリーグを行い、
各グループ上位2カ国、計4カ国が決勝トーナメントへ進出します。
大会HP:https://thailandsabt.wixsite.com/ibsa-bf-ac2019
※本リリース掲載写真は、「 http://bit.ly/2pBNu0c 」からダウンロード出来ます。
本リリースに関する記事をご掲載いただく場合のみ、ご利用いただけます。
写真を利用される場合は、クレジット「©️JBFA/H.Wanibe」の記載をお願いいたします。
(写真利用期限:10月6日(日)12:00まで)
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「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」4日目 日本はグループリーグ2位で準決勝進出!
本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
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