[メディアリリース]「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」グループＡの日本は、世界４位スペインなどと同組、3月19日（火）日本の初戦はロシア

2019/01/11

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（以下、JBFA）は11日、東京のJFAハウスにて国際視覚障害者スポーツ連盟（以下、IBSA）の公認大会で初開催となる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」（3月19-24日・品川区天王洲公園）の参加チーム発表および組み合わせ抽選会を行いました。前回より2つ多い8チームが参加し、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟（JIFF）の北澤豪会長と今大会を特別共催いただく品川区の辻亜紀文化スポーツ振興部オリンピック・パラリンピック準備課長による抽選の結果、日本（世界ランク9位）と同じグループＡには、スペイン（4位）コロンビア（11位）ロシア（13位）が入りました。グループＢは、前回優勝のアルゼンチン（2位）、トルコ（6位）、イングランド（12位）、タイ（17位）で争います。日本の初戦は19日（火）の夜に、ロシアとの対戦です。

　本大会は、JBFAがブラインドサッカー日本代表の2020年東京パラリンピックでのメダル獲得と、ブラインドサッカーのアジアおよび世界への普及を目的に、昨年から実施。東京パラリンピックの開催年でもある来年2020年まで3年連続で品川で開催されます。

組み合わせはまず、開催国の日本をグループＡ、前回優勝のアルゼンチンをグループＢに入れ、同大陸からの出場チームが同じグループにならないようコロンビアとタイを分けました。その後、欧州の４チームを世界ランキングの上位、下位で分けて抽選を行いました。

出場8チームは2グループにわかれて、1回戦総当たりのグループリーグを実施。各グループ2位までが23日の準決勝に進み、下位トーナメントも行われて、24日の最終日に決勝、3位決定戦などで順位が決まります。チケットは今回も有料で、2月9日（土）より一般販売を開始します。試合時間、スケジュールは後日発表します。

組み合わせ抽選後には、JIFF北澤会長、ブラインドサッカー日本代表高田敏志監督、川村怜主将、JBFA松崎英吾専務理事兼事務局長を交えたトークセッションを行い、大会に向けての意気込みなどが語られました。約1時間にわたる会は、22名の報道関係者にご来場いただきました。

（世界ランクは2018年1月時点）

●登壇者コメント

◆ブラインドサッカー日本代表　高田敏志監督

「戦ったことのないチームと戦うことが重要と考えていたので（同グループのチームは）理想通り。良い機会をいただいた。日本の戦い方はグループで相手の長所を消して戦っていくこと。選手にとにかく勝たせ、次のステージに行くことにこだわってやっていきたい」

◆ブラインドサッカー日本代表　川村怜主将

「3チームとも強豪。特にロシアとは過去に対戦経験がないので非常に楽しみ。ロシアに対するスカウティングをしっかり理解した上で、自分たちのスタイルを貫き通すことは変わらず、勝利できるようしっかり準備していきたい。今の日本がこの大会でどこまで挑戦できるか、そして自分が通用するか。一つ一つの試合で強い気持ちで覚悟持って挑んでいきたい」

◆JIFF　北澤豪会長

「日本は、一年間の強化策が上手くっているのでは。強いところ、経験のないところと戦っていきたいというのは、その先に向けたゴール設定があるのかなと思う。黙っていられないくらいの試合をしていただきたい。国際大会を繰り返す運営力や皆さんと一体となれる会場にも注目してください」

●「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」開催概要

大会名：　　　IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019

大会日程：　　2019年3月19日（火）〜3 月24日（日）

会場：　　　　品川区立天王洲公園（品川区東品川2-6-23）

主催：　　　　国際視覚障害者スポーツ連盟／特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

特別共催：　　品川区

参加：　　　　8チーム

グループＡ　　日本（9位）、スペイン（4位）、コロンビア（11位）、ロシア（13位）

グループＢ　　アルゼンチン（2位）、トルコ（6位）、イングランド（12位）、タイ（17位）

大会方式：　　出場8チームは2グループに分かれ、1回戦総当たりのグループリーグを実施。