[メディアリリース]株式会社マザーハウスとNPO法人日本ブラインドサッカー協会がアライアンスパートナー契約を締結 3月21日(水・祝)より共同開発したバックパックの販売を開始
2018/03/16
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区・代表理事 釜本美佐子、以下JBFA)は、株式会社マザーハウス(代表取締役社長・デザイナー 山口絵理子、以下マザーハウス)とアライアンスパートナー契約を締結しました。契約期間は、2018年3月16日から2021年3月31日までの約3年間で、ブラインドサッカー男子・女子日本代表チームに両者が共同開発したバックパックを提供いただくほか、ワークショップなどを通じてお互いのビジョン実現と、アジアおよび世界のブラインドサッカー普及に向けて活動を行っていきます。
マザーハウスは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカを生産拠点とし、途上国にある輝きと個性溢れる素材、可能性に光をあて、バッグやジュエリーをはじめとしたプロダクトの生産・販売を行うファッションブランドです。
JBFAは、「障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ、2024年に世界一であること、2020年東京パラリンピックでのメダル獲得を目指して競技活動を行うほか、ブラインドサッカーを活用した企業研修や子ども向け出張授業などを通じてダイバーシティ啓発活動を行うスポーツ競技団体です。
両者は、2016年8月のマザーハウスカレッジにブラインドサッカー選手が登壇したことをきっかけに、日本代表選手を中心にバックパック開発に着手し、約1年半の開発期間を経て、商品化が実現しました。背負ったまま白杖を収納できるポケットや、「汚れに気づけない」という悩みに応えた汚れにくいポリウレタン素材を使用することで、視覚障がい者にとって使いやすい仕様になっています。白杖用ポケットには、ペットボトルや折り畳み傘を入れられる構造になっており、オン・オフ問わず誰もが使いやすいバッグを目指しました。
共同開発したバックパックは、ブラインドサッカーの国際公認大会「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」(3月21-25日・品川区天王洲公園)の開幕に合わせて、3月21日(水・祝)から販売を開始します。大会会場のほか、全国のマザーハウス店舗、インターネットで購入できます。
売上の一部は、JBFAと、ブラインドサッカーのアジアおよび世界への普及を目的として2018年4月設立予定の一般財団法人インターナショナルブラインドフットボールファウンデーション(IBFF)に寄付されます。IBFFに寄付された資金は、海外への指導者派遣や、そこで使用されるブラインドサッカー用品の購入費、国際大会の支援などに使用されます。
また、コラボしてワークショップなども継続的に行っていき、途上国、障がい・スポーツと、異なる分野でビジネスと社会変革を推進する両者が力を合わせることで、お互いのビジョン実現とアジアおよび世界のブラインドサッカー普及に向けて活動を行っていきます。
●バックパック商品情報について
感覚的に使える多機能ポケットと、スポーツにも仕事用にも使える大容量のバックパックです。
商品名:ブラインドサッカーバックパック
価格:27,000円(税抜)
詳細は、3月21日以降にマザーハウス公式ウェブサイトよりご確認ください。
■株式会社マザーハウス 取締役副社長 山崎大祐のコメント
今回のプロジェクトを通して、視覚障がい者の方々、そしてブラインドサッカーという新しい世界に出会えたことを嬉しく感じています。そのキックオフとして生まれたバッグが、ブラインドサッカー日本代表のみなさんをサポートできることも、モノづくり企業として、エキサイティングな気持ちでいっぱいです。「Meet the New World」を一人でも多くの方に届けられるように、プロダクトやイベントを通して、様々なことにチャレンジする予定ですので、どうぞ楽しみにしていてください。
■NPO法人日本ブラインドサッカー協会 副理事長 塩嶋史郎のコメント
マザーハウスとブラインドサッカーが出会えたこと、そして1年半の歳月をかけた今回の共同プロジェクトで新しいコンセプトのバッグが生まれたことは大変嬉しく、また、誇らしく感慨深いです。これは、私たちにとってもこれからの大きな勇気と原動力になるとともに、大きな第一歩であると認識しています。分野の異なる両者が力を合わせてチャレンジを続けることにより、それぞれがビジョンの実現に向けて様々な変革に取り組んでいけるものと確信しています。
●株式会社マザーハウスについて
『途上国から世界に通用するブランドをつくる』。
「途上国」の可能性を「モノづくり」を通じて世界中のお客様にお届けする、それがマザーハウスの行いたいことです。2006年の設立以来、バングラデシュをはじめ、ネパール、インドネシア、スリランカの計4か国で、それぞれの素材や文化を活かしたものづくりを続けています。
2018年3月時点で、国内27店舗、台湾6店舗、香港1店舗を展開しています。
●NPO法人日本ブラインドサッカー協会について
日本ブライドサッカー協会は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」をビジョンに掲げ、ブラインドサッカーおよびロービジョンフットサルの強化・普及を推進するほか、ダイバーシティ啓発活動などの普及活動を行っています。詳細については、http://www.b-soccer.jp/ をご覧ください。
リリースのダウンロード
株式会社マザーハウスとNPO法人日本ブラインドサッカー協会が
アライアンスパートナー契約を締結
3月21日(水・祝)より共同開発したバックパックの販売を開始
本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会事務局
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町1-23-7 新宿酒販会館2階
電話:03-6908-8907 FAX:03-6908-8908