第15回ブラサカセミナー「ハジ（寺西一選手）と一緒にダイバーシティを考えよう！テーマ：住めば都？ノーマライゼーションの国デンマーク　ゲスト：片岡豊さん（デンマーク在住）Kornum深澤理恵子さん（デンマーク在住）」

2021/02/19

ブラインドサッカー日本代表強化指定選手寺西一（てらにしはじめ）選手：ハジさんが、様々な分野の方をゲストにダイバーシティ、混ざり合う社会について考えるシリーズ第８弾！

今回は、ノーマライゼーション発祥の地であるデンマークにお住いの片岡豊さん、Kornum深澤理恵子さんをゲストにお招きします。

感染症拡大を受けて残念ながら今年度は中止となってしまいましたが、日本ブラインドサッカー協会では、さいたま市とともに2013年より「さいたま市ノーマライゼーションカップ」を開催しています。

ノーマライゼーション、という言葉の意味をご存知でしょうか？

この言葉の意味や、「障がい者と健常者が混ざり合う」ということについて、今回はノーマライゼーション発祥の地であるデンマークに在住で、障害者と健常者が共に学ぶエグモントホイスコーレン(https://www.egmont-hs.dk/)という、まさにノーマライゼーションを体現するような学校に勤務するお二人をお招きして考えます。
それぞれ、学生の時に留学し、なんとそのままデンマークの魅力に取りつかれ住み着いたというお二人。
英語圏でもないデンマークという国に単身わたり、マイノリティであるにもかかわらず自らその場所を選んだ背景や、
デンマークで長年暮らす中で考えるノーマライゼーションについて伺います。

ご参加、お待ちしております！

※今回、チケット販売に使うサービス「Peatix（https://peatix.com）」については、個人情報に関する不正アクセス事象が報告されましたが、その後セキュリティ対策を行ったことが発表されました（下記リリース参照）。

本イベントにご参加希望をされる場合は、Peatixでも、メール(info@b-soccer.jp) でも予約を受け付けます。

Peatix Inc.の不正アクセス事象に関するアナウンスメント(2020年11月17日)
https://announcement.peatix.com/20201117_ja.pdf

【ゲスト紹介】
Kornum深澤理恵子
北海道札幌市出身。1997年にデンマークにある障害者と健常者が共に学ぶエグモントホイスコーレンに留学。卒業後にデンマーク人と結婚し、現在息子は18才となりアイスホッケー留学のためカナダへ。2001年からデンマークのデザイン会社でコンサルタントとして勤務。その後、母校であるエグモントホイスコーレンにて教員として現在も勤務中。2014年には念願の障害者のための性指導員の資格を取得。近年は日本にてエグモント式サマーキャンプや講演会を開く。

片岡豊
東京都出身。1968年にデンマーク遊学。数カ所のフォルケホイスコーレでデンマーク語を学び、オーフス大学で思想史を学ぶ。1989年にDSSA（デンマーク社会研究協会）を設立。1997年から2014年に年金引退するまでエグモントホイスコーレンで教員を務める。以降は臨時教員として継続。2016年に任意団体ODNJP（オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン）設立を提唱し、2018年まで共同代表を務める。2017年にNPOダイアローグ実践研究所を設立し、ダイアローグ実践の普及活動を行っている。

【MC紹介】
寺西一　：　ハジさん
1990年生まれ、広島県出身。全盲。ブラインドサッカー代表強化指定選手。
和光大学現代人間学部現代社会学科卒業。パペレシアル品川所属。2020年より株式会社GA technologies 勤務。
2003年に筑波大学付属盲学校進学のため単身上京し、ブラインドサッカーと出会う。2010年にブラインドサッカー日本代表に初選出され、同年開催された世界選手権に出場。以降、日本代表強化指定選手として活躍。日本ブラインドサッカー協会が行う子供向け出張授業「スポ育」、企業研修「OFF T!ME Biz」などの講師として活動する。