ニュース [メディアリリース]ブラインドサッカー男子日本代表 ドイツ遠征結果 「Blindenfreunde Cup」優勝! 〜中川新体制初戦で園部優月選手が代表初ゴール!〜

[メディアリリース]ブラインドサッカー男子日本代表 ドイツ遠征結果 「Blindenfreunde Cup」優勝! 〜中川新体制初戦で園部優月選手が代表初ゴール!〜

NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下JBFA)は、ブラインドサッカー男子日本代表チームを、2022年5月13日(金)、14日(土)の二日間にわたり、ドイツ・ベルリンで開催された「Blindenfreunde Cup」に派遣しました。日本、イタリア、ドイツ、ポーランドの4カ国が出場し総当たり戦を行い、日本は2勝1分けでドイツと並び、得失点差がドイツが+9、日本が+14となり、中川英治監督就任後初の海外チームとの実戦の機会において優勝しました。

 

初日のイタリア戦では、園部優月選手が自身の日本代表としての初ゴールであり、中川新体制で初得点となる先制点を決めました。また2日目のポーランド戦では、田中章仁選手および鳥居健人選手が、それぞれ日本代表としての初得点をあげました。

 

●日本戦の結果

・5/13(金)

イタリア 1-3 日本

日本の先発メンバー:川村怜、佐々木ロベルト泉、鳥居健人、園部優月、佐藤大介

日本の得点者:園部優月(前半1得点)、川村怜(後半2得点)

 

・5/14(土)

日本 1-1 ドイツ

日本の先発メンバー:川村怜、佐々木ロベルト泉、鳥居健人、園部優月、佐藤大介

日本の得点者:川村怜(後半1得点)

 

ポーランド 0-12 日本

日本の先発メンバー:川村怜、佐々木ロベルト泉、鳥居健人、園部優月、佐藤大介

日本の得点者:川村怜(前半5得点)、鳥居健人(前半1得点)、園部優月(前半2得点、後半1得点)、日向賢(後半2得点)、田中章仁(後半1得点)

 

●試合結果(全体・キックオフ時間は現地時間)

日付 キックオフ時間 試合結果
5/13(金) 17:00 ポーランド 1-9 ドイツ
19:00 イタリア 1-3 日本
5/14(土) 10:00 イタリア 5-1 ポーランド
12:00 日本 1-1 ドイツ
14:00 ドイツ 1-0 イタリア
16:00 ポーランド 0-12 日本

※初日は会場設営の遅延により、記載時間よりも遅れて試合開始しました。

 

●最終順位

・優勝:日本

・準優勝:ドイツ

・第3位:イタリア

・第4位:ポーランド

 

●監督、選手のコメント

・中川英治監督

事前に分析をスタッフの総力で行うことが出来たので、相手のプレーモデルに合わせた戦い方が、3試合通じて出来たと考えている。

<イタリア戦を振り返って>強烈なインディビジュアルを持っている選手が1人居るので、その選手への対応についてチーム内で分析し、試合前日のトレーニングまでに選手たちに落とし込みができ、選手がそれに対応出来たことが良かった。

<ドイツ戦を振り返って>最初に先制点を取られ、その後追いついたものの、逆転できなかった点は悔しさが残っている。ただ試合の内容としては、崩されたシーンはほぼ無く、失点もPKによるものだったことから、守備としての収穫はあったと感じている。ドイツの攻撃に関しては事前に分析していた通りで、日本の守備がよく機能出来たので良かった。日本の攻撃についても、流れの中で点が取れたことが良かった。

<ポーランド戦を振り返って>ドイツとの得失点差で最終順位が決まる試合だったので、入りは難しかった。ただ、試合前のミーティングで、自分たち日本代表チームの目的は、「日本のブラインドサッカーの歴史を更新すること」であることを確認し合い、過去ルーマニア戦で6得点を挙げたのが最多得点であったため、その得点数を超えるという意気込みで臨んだ。

前体制までのガイドの立場とは異なり、今回初めて監督という立場で試合に臨んだが、優秀なスタッフたちに囲まれているので、大きな違いを感じたり、緊張したりすることなく、選手もスタッフも相互に支え合うことが出来た点がとても良かった。新しいチームになり、攻撃と守備で取り組んできたことの成果は十分に発揮できた。取り組んできたことの中で、まだ発揮できていない部分もあったので、そこは次の大会で課題の洗い出しを行いたい。

 

・川村怜選手(主将)

優勝というかたちで終えられたことに、非常に満足している。最低限の目標を達成できて良かった。新体制で挑んだ遠征だったので、勝利というかたちで結果を出せたことを、非常に嬉しく感じている。一方で、ドイツ戦は十分に勝つチャンスはあったと思うので、勝ちきれなかったことが悔しい。3試合通して、メンバーを交代しながら戦術を実行できたこと、選手それぞれの特徴を活かしながら戦えたことは収穫になった。また、久々の海外チームとの試合で、実際に対峙することで、世界基準をチームとして経験できたことは非常に大きな収穫だった。一方で、体格の大きい相手や手足の長い相手に対して、苦戦した部分もあった。久々の国際試合で緊張感もあった。もっと早いタイミングで適応して対応できる力をつけていかないと、今後強豪国相手に試合をするときにもっと苦戦すると思うので、そういった力を身につけていきたい。また、メンバーが入れ替わる中でも、流れを切らさずに戦術を実行し続けるところは、クオリティを落とさずに質を求めて高いレベルでプレーできるようにチームとして取り組んでいく必要があると思うので、今後の練習の中でも世界基準を意識しながらプレーしていくことが、重要と考えている。

個人としては、3試合で8得点をあげられたこと、毎試合得点が取れて優勝に貢献できたことは、満足している。東京パラを経験して自信がつき、相手の動きを冷静に認知しながら余裕を持ってプレーできたことが得点につながったと感じている。ただドイツ戦では、もっとリスクを冒して突破しても良かったのではと感じている。チームの戦術を実行する中でバランスを取りながら、パスを繋ぎながらタイミングをみて、リスクを負って自分が仕掛ける判断というのが、今後より求められると思うので、そういった判断力、突破力、決定力をもっと身につけていきたい。

 

・園部優月選手

代表戦で初めてスタメンに選ばれとても緊張し、前半はバタついてしまうことが多かった。一度交代を挟んだあとから、気持ちを整理して臨むことができたので、初得点の時も落ち着いて狙ったところにシュートを打つことができた。

今回の試合を通じて、自身の課題も見つかった。普段からディフェンスを見ながら落ち着いてドリブルをすることが課題だが、今回も緊張で焦り実行できないことが多かった。また、ルーズボールの処理も焦ってしまい、相手に取られる場面もあったので、普段から一つ一つのプレーを大切に、相手を見ながらプレーできるよう、これからも練習に励んでいく。

 

●開催概要

・国際親善試合「Blindenfreunde Cup」

・開催日:2022年5月13日(金)、14日(土)

・会場:Poststadion(ドイツ・ベルリン)

・出場国:日本、イタリア、ドイツ、ポーランド

・IBSA HP:https://ibsasport.org/event/blindenfreunde-cup/

・日本代表チーム遠征メンバー:https://www.b-soccer.jp/news/18395-20220419

 

●過去の対戦戦績

<イタリア>

イタリア代表チームとの過去の対戦はなし。

 

<ドイツ>

・Nations’Cup Leipzig 2016 (△1-1/○2-1/○1-0)

・IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014 5位トーナメント(○1-0)

・さいたま市ノーマライゼーションカップ2014 (●0-3)

 

<ポーランド>

ポーランド代表チームとの過去の対戦はなし。

 

●ブラインドサッカー男子日本代表チームの直近の主なスケジュール

・5月28日(土)、29日(日)強化合宿

 

●参考資料

・日本代表強化指定選手、スタッフ一覧:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man

・過去の戦績:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man_matchdata

・世界ランキング:https://blindfootball.sport/results-and-rankings/world-rankings/

・競技規則:https://www.b-soccer.jp/news/18596-20220512-2

 

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