田中章仁 FP
2022/04/04
![田中 章仁(たなか あきひと)](/uploads/2022/09/007_1R36848-1.jpg)
【氏名】 | 田中章仁(たなか・あきひと) |
---|---|
【生年月日】 | 1978年5月8日 |
【出身】 | 静岡県静岡市 |
【ポジション】 | FP |
【ニックネーム】 | アキ |
【所属チーム】 | たまハッサーズ |
【職業・学校】 | NTTクラルティ株式会社 (Webサイトや製品・サービスがバリアフリーになっているかなどをチェックし、改善案を出す仕事を行う) |
【趣味・特技など】 | 読書 |
【サッカー歴、その他のスポーツ歴】 | 中学生の時、陸上(短距離) |
【ブラインドサッカーを始めた時期ときっかけ】 | 3歳で網膜芽細胞腫のため、右目摘出。左目も徐々に視力落ちる。就職後に病気で日常生活に困るようになり、2003年に所沢で訓練を受ける。2005年春ごろに角膜がウイルス感染して入院した時に、所沢での仲間だった選手から、ブラインドサッカーをやらないかと誘われた。ダイエットしようと思い、2006年2月に始めた。2か月後には試合に出ていた。 |
【主な国内での実績】 | 日本選手権優勝(2008年、2012年、2017年) クラブチーム選手権優勝(2012年、2019年)など |
【日本代表歴】 | 2009年 IBSAアジア選手権 2010年 IBSA世界選手権、アジアパラ競技大会 2011年 IBSAアジア選手権 2013年 ノーマライゼーションカップ、IBSAアジア選手権、ヨーロッパ遠征 2014年 ノーマライゼーションカップ、アジアパラ競技大会、インターナショナルフレンドリーマッチ、IBSA世界選手権 2015年 ノーマライゼーションカップ、IBSAワールドゲームズ、スペイン遠征、IBSAアジア選手権 2016年 ノーマライゼーションカップ、V International Challenge of Blind Football、Nations’Cup Leipzig 2017年 ノーマライゼーションカップ、イングランド遠征、IBSAアジア選手権 2018年 IBSAワールドグランプリ、CAROLO CUP、南米遠征、チャレンジカップ 2019年 IBSAワールドグランプリ、アンカラカップ、遠野市遠征、イングランド遠征、IBSAアジア選手権、復興ありがとうホストタウンドリームマッチ、チャレンジカップ 2021年 IBSAワールドグランプリ、東京2020パラリンピック 2022年 Blinden freunde Cup、ワールドグランプリ、IBSAアジア・オセアニア選手権 2023年 IBSAワールドグランプリ、グランプリ in フランス、IBSA世界選手権 2024年 ジャパンカップ 2024 in 大阪 |
【代表で印象に残る場面】 | ①2011年アジア選手権のイラン戦で敗北後、観客席で大会ソングの合唱をしてくれ、気持ちを切り替えて翌日の試合も頑張らないといけないと思えた。応援の力を感じた。 ②2015年のアジア選手権。パラ出場の可能性がなくなった中での最終戦。雨の中でも応援を続けてくれている観客の中での試合。 ③東京パラリンピック5位決定戦。後半、必死で攻めてくるスペインを抑えての勝利は忘れられない。 |
【得意なプレーや見て欲しいところ】 | ディフェンスでのポジショニングと1対1で負けないところ。守備から攻撃の切り替えのロングパス。 |
【ブラインドサッカーを始めて変わったこと、よかったこと】 | ひとつの目標をもってやれることで、生活に張りが出て、人のつながりも広がった。 人のつながりも広がり、違う部署の人から声を掛けてもらったり、初めて会う人とも話のきっかけになる。 中学の同級生が社会貢献に興味を持ってくれたなど、昔の仲間に対してもプライドを持てる。 |
【その他】 | 代表選出時のエピソード→2008年の7月の代表合宿に声が掛かって「行ってもどうせ無理」と思いつつ、力試しのつもりで神戸に行ったら、合格した。結婚式の時に、大好きな名波浩さんからビデオレターと電報が来たのは嬉しかった。 |