[メディアリリース]体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」9月~12月申し込みを本日18時より開始!通常プログラムに感染症予防対策を追加した新プログラムも提供
2020/07/20
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、小・中学生を対象とした体験型授業「スポ育」の9月以降の申し込みを本日7月20日(月)18:00からスポ育ホームページで開始いたします。新型コロナウイルスの影響で3月に予定していたプログラムを全て中止し、4月からの新規申し込みも見合わせておりましたが、今回の受付開始に伴い、従来の形に加えて、感染症防止対策プログラムや全国を対象としてオンライン授業版など新しいコンテンツを追加しています。
「スポ育」は、パラリンピック競技であるブラインドサッカーの要素を用いた、体験型ダイバーシティ(多様性)教育プログラムです。内容は講演会や通常の体験会とは異なり、1件あたり90分、20名から50名までの参加を基本とし、子ども達全員が視覚に障がいのあるブラインドサッカー選手と触れ合いながら、視覚をアイマスクで閉じた状態でさまざまなワークショップを行います。新型コロナウイルス感染拡大の影響が深刻化し始めた3月以降通常プログラムを提供することが難しくなっておりましたが、この様な状況下でどの様に子ども達に障がい者への理解促進や、コミュニケーションの重要性、チームワークの大切さの学びを提供できるか検討を重ね、7月と8月は「スポ育」夏季限定感染予防対策プログラムの提供を開始しています。
本日から募集を開始する9月以降のプログラムは、これまでの通常プログラムに加え、感染予防対策プログラム版や完全非接触型のオンラインセミナー版もご用意しています。特にオンラインセミナー版は、今まで実施エリア外だった地域の子ども達にもダイバーシティの学びを提供致します。
昨年4月から今年3月末までに、634件(90分の1コマを1件とする)、21,272人が参加し、事業を開始した2010年9月から累計で15万人を超える子どもたちに体験していただきました。また、2015年秋からは、約17万人が取得している民間資格「サービス介助士」を育成・認定している公益財団法人日本ケアフィット共育機構と事業提携し、障害とは何か、障害者を困らせているものは何かを考え、お手伝いが必要な人への声かけや介助の第一歩を学び、“おもいやり”を行動へと促す授業「おも活」(おもいやり活動の略)も実施しています。スポ育を通して楽しく障害者と出会い、障害者への見方が変わった子ども達に「おも活」で介助方法を学んでもらうこれまでにない教育手法で、おもいやりの心や考え方などの広がりにつながった、子ども達が今後の生活へ活かそうと意欲が湧いた、と評価をいただいております。スポ育実施校向けに、2019年度は13件実施致しました。
本事業は、2020年7月現在、12社のパートナー企業のサポートにより原則無料で実施しています。スポ育の2019年度(2019年4月~2020年3月)の「スポ育」活動実績、過去実施件数および体験者数の推移はリリースをご確認ください。
JBFAでは、一人でも多くの子ども達にスポ育プログラムを提供できるよう、これからも真摯にこの活動に取り組んでまいります。
- 体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」申込概要
内容:体験型ダイバーシティ教育プログラム(事前学習、体験学習、事後学習)
実施地域:関東エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
関西エリア:大阪府大阪市内、兵庫県(一部)
※オンライン授業版は全国が対象となります
対象:小学校4年生~高校3年生までの学校またはスポーツ団体 ※小学3年生は9月から実施可能
<その他詳細とお申し込み>
・9月以降の「スポ育」:http://supoiku.b-soccer.jp/apply/apply.html/
・夏季限定の感染予防対策プログラム「スポ育」:http://supoiku.b-soccer.jp/apply/kaki.html
リリースのダウンロード
体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」9月~12月申し込みを本日18時より開始!通常プログラムに感染症予防対策を追加した新プログラムも提供
本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル3階