【2020年 東京オリンピック・パラリンピック決定に関する釜本美佐子理事長の談話】
2013/09/09
昨日9月8日、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市に東京が選ばれました。ブラインドサッカー(B1)はパラリンピックの正式競技です。開催決定を受けた釜本美佐子理事長の談話は以下の通りです。
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東京でオリンピック、パラリンピックを開催できることは、とてもうれしいことだと思っております。これも、招致活動に関わったすべての方々のおかげであり、感謝の気持ちで一杯です。
ただ、2004年アテネ大会から正式競技となって、私たちはまだパラリンピックに出場したことがありませんから、これまで以上に必死になって強化をして、リオデジャネイロのパラリンピックに出ることが大事ではないかと思います。そして、東京で開催される時もある程度の成績を残して、「よく頑張った」というものにしなければなりません。
強化と平行して、その他の事業も充実させていく必要があります。例えば、視覚障がい者がもっとスポーツに参加して、底辺を広げること。公式戦とまではいかなくても、女子選手のプレーの機会を増やすこと。また、注目されれば、学校での体験授業「スポ育」など、晴眼者への普及を目的にしたダイバーシティ事業を理解していただける機会も増えるでしょう。
2020年東京という時に、ただ単に開催国なのでパラリンピックに出られました、というのではなく、言葉は良くないかもしれませんが、それまでの機会を利用させてもらって、ブラインドサッカーの様々な活動を進めていきたいと考えています。