[メディアリリース]ブラインドサッカー国際審判員井口健司がスポーツ審判員にかかるスポーツ庁長官賞奨励状を授与
2016/07/27
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、国際大会に国際審判員の派遣を行ってきましたが、このほどブラインドサッカー国際審判員井口健司(NPO法人日本ブラインドサッカー協会 ダイバーシティ事業部長兼国内大会事業部長)が「スポーツ審判員にかかるスポーツ庁長官賞奨励」をいただき、昨日スポーツ庁にて鈴木大地長官から奨励状を授与されました。
「スポーツ審判員にかかるスポーツ庁長官賞奨励」とは、国内のスポーツ振興および国際的地位の向上に資することが期待される審判員の活動を奨励するためのものです。今回の授与式では、奨励された246名のうち井口健司を含む5名の審判員が奨励状を授与され、長官との懇談に出席いたしました。
井口健司は、2002年からブラインドサッカー審判員として活動を開始し、2005年にベトナムで開催された第1回アジア選手権で国際審判員としてデビュー。その実績が評価され、2006年の世界選手権アルゼンチン大会、2008年の北京パラリンピックでも主審を務め、2015年に韓国で開催されたIBSAワールドゲームズでは決勝戦の主審も務めました。リオ・パラリンピックでは、アジアから唯一の国際審判員として派遣されます。
●井口健司プロフィールとコメント
井口 健司(いぐち・けんじ)
ブラインドサッカー国際審判員
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 ダイバーシティ事業部長兼国内大会事業部長
1976年生まれ、東京都府中市出身。大学卒業後、国立障害者リハビリテーション学院視覚障害学科を経て、視覚障がい者の歩行訓練やケースワーカーとして障がい者支援施設で勤務。2011年4月より現職。2002年にブラインドサッカーと出会い、審判をはじめ、強化部、審判部、大会事業部を担い、2005年アジア選手権で国際審判員としてデビュー。以降、世界選手権アルゼンチン大会、北京パラリンピック、IBSAワールドゲームズ等で主審を務める。現在はダイバーシティ事業部と国内大会事業部を統括する。
コメント:大変名誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。日頃よりなかなか理解されにくい「審判」の活動を広く知ってもらうことができ、大変嬉しく思います。また、パラリンピック競技もオリンピック競技と同様に扱って頂けた事に感謝しています。これまでご支援とご協力いただいた協会関係者や審判員、選手、チーム関係者、そして私の活動をいつも見守り支えてくれた家族や職場の方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ブラインドサッカー日本代表は残念ながらリオ・パラリンピックに出場できませんが、私自身、2020年東京大会に繋がるよう審判として役割を果たしたいと思っております。
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ブラインドサッカー国際審判員井口健司が
スポーツ審判員にかかるスポーツ庁長官賞奨励状を授与
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