[メディアリリース]北海道、東京の新チームが参加し、過去最多の14チームが出場へ 第14回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権
2015/05/15
日本ブラインドサッカー協会は7月11,12日に東京都調布市のアミノバイタルフィールドで開催する「第14回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」の一次エントリーをこのほど締め切り、過去最多の14チームが出場登録しました。札幌市を拠点とするナマーラ北海道と東京都を拠点とするGLAUBEN FREUND TOKYOが今回初めてエントリーし、昨年の12チームから2チームが増えました。
協会設立翌年の2003年に行われた第1回大会は3チームの出場で、参加チームは徐々に増えています。北海道からチームがエントリーするのは初めてで、ブラインドサッカーが行われる地域がさらに広がりました。なお、今大会にはエントリーしていないものの、名古屋市、広島市などでもクラブチームが立ち上がっています。
日本選手権の大会形式や試合スケジュールは後日改めて発表しますが、現時点では第1日(11日)は午前10時20分より第一試合を行い、17時に終了予定。第2日(12日)は午前9時から試合を開始し、決勝戦は14時50分キックオフの予定です。
出場登録した14チームの紹介は以下の通りです。なお、各チームへの取材のご希望は当協会までお問い合わせ下さい。
出場登録チーム
◆ナマーラ北海道(札幌市)
2014年にチームを立ち上げ。元Jリーグ、コンサドーレ札幌の芳賀博信氏が代表を務めるNPO法人セカンドサポートが運営する。チーム名は北海道弁で「すごい」などを意味する「なまら」から。
◆コルジャ仙台FC(仙台市)
2012年発足。コルジャはポルトガル語で「ふくろう」の意。ふくろうは暗闇の中でも、聴覚など様々な感覚を研ぎ澄ませ自由に飛びまわることから。
◆Avanzareつくば(つくば市)
日本選手権3連覇を目指す。日本代表の魚住稿監督、川村怜、佐々木ロベルト泉選手らが所属。聴覚または視覚に障がいを持つ人が学ぶ筑波技術大学の学生、卒業生、教員が主なメンバー。チーム名はイタリア語で「前進する」の意。
◆埼玉T.Wings(さいたま市、所沢市)
2003年に所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターを拠点にチーム創立。2007年に現在のT.wingsへ名称を変更。日本代表の加藤健人らが所属。県内の盲学校で指導するなど普及にも熱心。
◆乃木坂ナイツ(港区)
2011年に設立。チーム名は、毎週水曜日の夜に乃木坂にある公園で練習を行っていることから。千葉県松戸市で活動する「松戸ウォーリアーズ」と連合を組む。陸上と自転車でパラリンピックメダリストの葭原滋男がチーム代表。昨年の日本選手権は3位。
◆GLAUBEN FREUND TOKYO(東京都)
東東京地域を中心とした地域でブラインドサッカーを普及させるために2015年4月発足。チーム名はドイツ語で「仲間を信じる」の意。和気あいあいがモットー。
◆たまハッサーズ(八王子市など)
GK佐藤大介、FP黒田智成、田中章仁ら日本代表クラスを多く擁する。第11回日本選手権で優勝。ブラインドサッカーの可能性を追求し続ける創造力がチームの特色。
◆buen cambio yokohama(横浜市)
日本代表主将の落合啓士がチームを引っ張る。2010年設立し、翌年初出場した第11回日本選手権で準優勝。チーム名はスペイン語で「よい変化」の意味。キッズ練習会など普及活動にも取り組む。
◆山梨キッカーズ(甲府市)
地域に根差した活動を続けている。毎年秋の関東リーグの1節を地元で運営している。
◆新潟フェニックスファイヤーズ(新潟市)
「2002FIFAワールドカップをきっかけに翌年結成と草創期からあるチームのひとつ。東北・北信越リーグ3連覇中。昨年の日本選手権6位の成績を上回る成績を目指します。
◆F.C.長野RAINBOW(坂城町)
2009年6月チームを結成。仲間づくりや交流の場として、また、人との絆・夢や希望の架け橋となることを願い、チーム名を決めた。坂城町を拠点に、県内での普及活動にも取り組む。
◆大阪ダイバンズ(大阪市)
日本のブラインドサッカー草創期からの歴史を誇る。第4回日本選手権で優勝したが、近年はメンバーが不足する時期もあった。風祭喜一監督は前日本代表監督。ダイバンはベトナム語で「鷲」の意。
◆兵庫サムライスターズ(神戸市)
県内在住者が集まる形で、2007年4月に結成。フィールドの中でも外でもチームの和を大事にしている。昨年の日本選手権は5位。
◆ラッキーストライカーズ福岡(福岡市)
昨年の日本選手権は準優勝。2004年の設立当初からJリーグアビスパ福岡の支援を受け、コーチ陣らも一緒に練習してサッカーの競技性を探求している。ガイド(コーラー)の藤井潤は、日本代表でもガイドを務める。
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北海道、東京の新チームが参加し、過去最多の14チームが出場へ
第14回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権
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