[メディアリリース]ブラインドサッカー体験型授業「スポ育」2014年度集計 479件で、初の2万人台となる21,617人が体験
2015/04/20
日本ブラインドサッカー協会は、主に小・中学生を対象とした体験型授業「スポ育」の2014年度分の集計をこのほど終え、昨年4月からことし3月末までで、479件(90分の1コマを1件とする)で、21,617人に対して実施したことがわかりました。2010年9月から事業を開始し、5年目も過去最多の件数と人数を更新し、1年間の体験者数が初めて2万人を超えました。事業開始からの累計では、1,264件で59,743人が体験したことになります。
今年度は派遣対象地域の宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県のほか、ブラインドサッカーのクラブチームがあることなどから、茨城県、静岡県、大阪府、兵庫県で特別に実施。過去に実施した教員や学校から再度の申し込みがあったことに加え、障がい者スポーツへの関心の高まりや、昨年11月の「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」でメディアの報道を通じて競技が注目されたことなどから、新規の問い合わせや申し込みが増えたと見ています。
対象者でみると、小学4年生に対して行ったのが300件と総件数のおよそ6割を占めます。地域別では、神奈川県の横浜市が3,082人、川崎市が2,312人と目立っており、東京都の八王子市でも1,000人以上が体験しました。授業以外に、部活動やスポーツ少年団、社会福祉協議会などからの申し込みで、異なる学年の子供たちが混ざって行われるケースもあります。月別では、一学期中と長期休暇期間の実施は少なく、9月以降に増える傾向にあります。
「スポ育」は、パラリンピック競技であるブラインドサッカーの要素を用いたダイバーシティ(多様性)教育プログラムで、視覚をアイマスクで閉じた状態で、さまざまなワークショップを行います。子供たちが視覚に障がいのあるブラインドサッカー選手と触れ合いながら、障がい者の理解や多様な個性の尊重、相手の立場に立った声の掛け方などへの気づきを生み出す、と評価を頂いております。
※「スポ育」の詳細やお申込み方法などは http://supoiku.b-soccer.jp/ をご覧ください。
これまでの実施件数と人数
2010年9月~2011年3月 | 61件 | 4,509人 |
2011年4月~2012年3月 | 157件 | 6,782人 |
2012年4月~2013年3月 | 220件 | 11,754人 |
2013年4月~2014年3月 | 347件 | 15,081人 |
2014年4月~2015年3月 | 479件 | 21,617人 |
累計 | 1,264件 | 59,743人 |
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ブラインドサッカー体験型授業「スポ育」 2014年度集計
479件で、初の2万人台となる21,617人が体験
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