[メディアリリース]ブラインドサッカーの学校向け体験授業「スポ育」 2013年度は過去最多の347件、1万5081人に実施
2014/04/08
日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区・理事長 釜本美佐子、以下JBFA)は、学校向け体験授業「スポ育」の2013年度(2013年4月~2014年3月)実施数の集計をこのほど終え、4年目となる昨期は、首都圏を中心に過去最多の347件、15,081人に対して実施しましたことを報告いたします。前年度比は件数では1.58倍(220→347)、人数では1.28倍(11,754→15,081)と増加しました。
2010年秋からスタートした「スポ育」は、視覚に障がいのあるブラインドサッカー選手らを講師として学校に派遣し、人間が普段80パーセントの情報を得ているといわれる視覚をアイマスクで閉じた状態で、さまざまなワークショップを行います。子供たちが視覚障がい者であるブラインドサッカー選手と楽しく触れ合う形で、障がい者の理解や多様な個性の尊重、コミュニケーションの重要性などへの気づきを生み出す、と学校関係者から評価をいただいております。パートナーシップ契約を結んだ企業の協賛金により、遠隔地などを除いて、学校側は講師の派遣や教材等の経費を負担することはありません。
<体験した子どもたちの声>
- アイマスクをして相手がいる所まで歩いたり、走ったりするのは前が見えなくて少しこわかったけれど、やっているうちに楽しくなりました。
- わたしはブラインドサッカーをやって、障がい者でも工夫をすれば何でもできると思いました。
- 最初『障がい者=かわいそう』と思っていました。でも終わってからイメージが大きく変わり、『障がい者=スゴイ人!』と思いました。
「サッカーを通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」をビジョンに掲げる当協会は、「スポ育」を体験する子どもたちをさらに増やしたいと考えております。
これまでの実施件数と人数
2010年9月~2011年3月 | 61件 | 4,509人 |
2011年4月~2012年3月 | 157件 | 6,782人 |
2012年4月~2013年3月 | 220件 | 11,754人 |
2013年4月~2014年3月 | 347件 | 15,081人 |
累計 | 785件 | 38,126人 |
リリースのダウンロード
ブラインドサッカーの学校向け体験授業「スポ育」
2013年度は過去最多の347件、1万5081人に実施
取材の申し込み、及び本件に関するお問い合わせ
日本ブラインドサッカー協会事務局
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町1-23-7新宿酒販会館2階
電話:03-6908-8907 FAX:03-6908-8908