[メディアリリース]4月から、慶應義塾大学が「ブラインドサッカー論」を開講 アダプテッドスポーツの未来デザインをテーマに
2014/03/31
日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区・理事長 釜本美佐子、以下JBFA)の協力のもと、慶應義塾大学体育研究所設置の学部生向け体育学講義「ブラインドサッカー論-アダプテッドスポーツの未来デザイン」が4月からの春学期に開講されます。
この科目は、ブラインドサッカーのスポーツとしての魅力に触れるとともに、障害理解、身体知、スポーツマネジメント、非営利組織経営など多彩な視点から考える総合型の授業となっています。同研究所所長の石手靖教授と、JBFA理事でもある商学部の牛島利明教授が担当教員で、JBFAからは松崎英吾事務局長、ブラインドサッカー日本代表選手らがゲスト講師を務める予定。ブラインドサッカーの戦術を研究している他大学の研究者らも登壇します。
7月まで全15回の授業の特徴は、講義とディスカッション以外に、JBFAスタッフが体験型ワークを提供する回が複数あること。日常生活の中で約8割の情報を受け取っていると言われる視覚をアイマスクで閉ざすことで、ブラインドサッカー選手に近い感覚を味わい、情報認知やコミュニケーションについて考えを深めることも重視しています。
大学では異例とも言える試みに、牛島理事は「身体知や障害理解、ダイバーシティ&インクルージョンといったテーマとは疎遠である学生に対して、サッカー、フットサルという親しみやすいスポーツを通じて関心や問題意識を喚起するための貴重な機会になる授業であり、2020年の東京パラリンピック開催に向け、すべての人がスポーツを楽しむ環境を創るために大学が貢献できることの一つ」と期待を寄せています。
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4月から、慶應義塾大学が「ブラインドサッカー論」を開講
アダプテッドスポーツの未来デザインをテーマに
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