[メディアリリース]日本ブラインドサッカー協会が「グッドガバナンス認証」を取得～寄付をしたい、ボランティアとして参加したいという市民や企業の方が、期待をかけて支援ができるNPOとして、客観的かつ信頼性のある組織評価を獲得～

2024/03/27

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（以下JBFA）は、このたび、信頼できる非営利組織（NPO）の証である「グッドガバナンス認証」を取得しました。「グッドガバナンス認証」は公益財団法⼈日本⾮営利組織評価センター（東京都港区、理事長：佐藤大吾、以下JCNE）が提供する組織評価・認証制度で、適切なガバナンスを行っている組織であると認められたNPOに付与され、NPOを支援したいと考えている市民、企業、助成財団、行政等が、信頼できるNPOを探したり、応援したい団体が信頼できる団体かどうかを確認する際に「信頼性の証」として活用されています。

JBFAは、ブラインドサッカー・ロービジョンフットサルの競技を統括する中央競技団体（NF）であり、社会課題解決を担う事業型NPOとしても幅広く活動しています。2022年には創立から20年を迎え、改めて、ビジョンに掲げる「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」の実現にむけ、関わってくださる皆様との絆を深め、さらに多くの方々に共感とその輪を広げることを目指しています。その1つの試みとして、NFとしても、NPOとしても、信頼に足る団体であるべく、第三者機関によるガバナンスの客観的な評価をすすめてきました。

今回のグッドガバナンス認証取得によってJBFAは、NPOとして組織運営やガバナンスが一定水準以上のレベルの団体であることが客観的に認証されました。また、外からは見えにくい組織内部の状況を第三者機関に開示し、信頼性・透明性の向上に努めている団体であり、課題がある場合も見直し、改善をしていく姿勢や意欲を周知する機会を得ました。今後は「グッドガバナンス認証」取得で得た、組織に対する信頼の証を最大限に活用し、より多くの方々にJBFAを知っていただき、様々な形で参画いただくことで、ビジョンの実現を目指します。

●グッドガバナンス認証とは

信頼を目に見える形にしたのが「グッドガバナンス認証」です。グッドガバナンス認証を取得した団体は、日本非営利組織評価センターが定める認証用の評価基準、28の全ての項目を満たした団体です。この基準では、寄付金の募集の際に資金使途など適切な情報提供を行っていること、寄付者に対して寄付金に関する活動報告を適切に行い、ウェブでも概要を公開していることなどを確認しています。また、組織内部で不正を防ぐ仕組みがあるなど、健全な財務管理がなされていることも確認しています。寄付をしたい、ボランティアとして参加したいという市民や企業の方が、期待をかけて支援ができる団体として紹介しているのが「グッドガバナンス認証団体」です。

https://jcne.or.jp/evaluation/good_governance/

●公益財団法人日本非営利組織評価センター（JCNE）とは

2016年4月１日、全国の非営利組織の評価を行うことで信頼できる組織の情報を広く社会に発信し、支援環境の充実に寄与するために日本非営利組織評価センター（JCNE）を設立。民間公益団体及び民間公益団体が実施する公益活動に関する情報公開の推進や評価・認証を行うことで、民間公益団体の組織基盤の強化や透明性の向上による適切な事業の運営を促進するとともに、受益者、支援者、行政、助成財団及び企業等、公益活動を取り巻く関係者に客観的かつ信頼性のある情報を提供し、民間公益団体の信頼性向上を図ることをもって、より良い市民社会の創造に寄与することを目的とする。https://jcne.or.jp/