[メディアリリース]認定NPO法人ReBitと日本ブラインドサッカー協会が アライアンスパートナー契約を締結 〜人が無意識に持つ偏見を可視化する「UB-Finder」をReBit主催研修で導入〜
2021/07/13
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区・理事長 塩嶋史郎、以下JBFA)は、2021年7月1日から2022年6月30日までの1年間を契約期間とし、認定NPO法人ReBit(東京都新宿区・代表理事 藥師実芳、以下ReBit)とアライアンスパートナー契約を締結しました。マイノリティに対する差別や偏見のない、誰もが当たり前に混ざり合う社会の実現に向けて、ともに活動を推進してまいります。またJBFAが開発した「UB-Finder(※1)」をReBitが主催する研修事業でも導入し、受講者に対し研修内容のより一層の理解促進を図ります。
ReBitは、「LGBTを含めた全ての子どもたちが、ありのままの自分で大人になれる社会」を目指し活動している団体で、教育事業と並行して、企業向けの研修事業も行なっています。UB-Finderは、障がいだけではなく、人種・ジェンダーなど様々な種類の無意識バイアスを測定することが可能なため、この度、UB-Finderによる無意識バイアスの数値化対象を、障がいではなくセクシャルマイノリティに置き換え、ReBit主催の研修事業で導入いただくことが決定しました。UB-Finderを、JBFA以外の団体に活用いただくのは、今回が初めての取り組みとなります。
JBFAは障がい、ReBitはセクシャルマイノリティと、社会課題に対するアプローチ方法は異なりますが、目に見えない偏見を可視化し、気付きをもたらすことで差別をなくし、混ざり合う社会を実現するという共通の目的を達成するため、UB-Finderの活用のみならず、今後も様々な活動を通じて、2者での取り組みを推進してまいります。
※1:UB-Finderとは
心理学の分野で開発され、幅広く用いられている手法Implicit Association Testを活用し、人が障がいや障がい者に対して無意識に持つバイアス(偏見)を、数値化・可視化できるプログラム。JBFAが開発し、2020年7月にリリース。(https://www.ub-finder.org/)
●認定NPO法人ReBitについて
LGBTQの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTQを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す、認定NPO法人(代表理事 藥師実芳、2014年3⽉認可)。
企業・行政・学校などで1300回以上、LGBTQやダイバーシティに関する研修を実施。また、マイノリティ性をもつ就活生/就労者等、約3500名超のキャリア支援を行う。2016年より、ダイバーシティ&インクルージョン推進をテーマとした国内最大級のキャリアカンファレンス「RAINBOW CROSSING」を運営する。
◎公式HP:https://rebitlgbt.org/
●NPO法人日本ブラインドサッカー協会について
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、ブラインドサッカーおよびロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ活動しています。競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。2018年度朝日スポーツ賞受賞。2020年Sansan Innovation Award受賞。
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本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:https://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル3階