[メディアリリース]ブラインドサッカー体験型企業研修プログラム『OFF T!ME Biz』 2020年度は24件、900名に実施、プログラム開始から延べ500件、19,591人が参加

2021/06/25

～徹底した感染症防止対策版とオンライン版プログラムを提供～

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（以下、JBFA）は、企業・団体を対象とした体験型研修プログラム「OFF T!ME Biz（オフタイムビズ）」の2020年度分（2020年4月～2021年3月）の集計を終え、昨年4月から今年3月末までに24件900人に実施しましたことをご報告します。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した通常プログラムと、新たにオンライン版プログラムを開発し、それぞれ10回（通常版）と14回（オンライン版）実施しました。

JBFAは、企業・団体からのニーズや課題にこたえるサービスとして、ブラインドサッカーの競技力向上に伴い培われるコミュニケーションやチームビルディングなどの要素を学べるプログラムを2012年に開発しました。初年度は9件、翌年度は17件と実績を重ね、2014年に「OFF T!ME Biz」と新たに命名して一般に公開。年を重ねるごとに実施件数を増やして、新型コロナウイルス感染症拡大前は年間100件以上を実施してきました。

2020年3月から一時的にプログラム提供を中断していましたが、コロナ禍の影響を受け、リモートでの会議や在宅勤務が増える中、コミュニケーションやチームワークビルディングの学びの重要性は組織の維持のためにも引き続き重要であると考え、中断期間中にスタッフ一同勉強会や研究を重ね、感染症拡大防止対策版（対面型）とオンライン版の研修プログラムを開発。緊急事態宣言の発令期間等、社会情勢を鑑みながら、2020年6月より両研修プログラム（感染対策版・
オンライン版）の提供を開始しました。（実施件数と参加者の推移は下記グラフをご参照ください。）

※2014年より「OFF T!ME Biz」へ名称変更。それ以前の2012年・2013年に関しての参加人数記録なし。
※2020年3月～2020年5月は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりプログラムの提供を一時中止。

本プログラムは2012年に開始以来、導入企業から継続受注を毎年いただいているほか、人材育成で差別化をはかる企業の体験型研修のニーズへの高まりもあり、大変高い評価をいただいております。これまで、製造業、情報通信業、小売業、金融・保険業、不動産業、医療・福祉業、サービス業など多岐に渡る企業・団体へ実施しており、多様化する社内のコミュニケーションの改善、チームビルディングを行う新しい研修としてご好評をいただいているほか、管理職研修、新人研修、新卒採用プロセスなどにも取り入れていただいています。また、近年では大学などの学校法人、地方自治体からのご依頼も増えております。

新型コロナウイルスの影響で、すでに1年以上ソーシャルディスタンスや外出自粛が必要とされている中、感染対策やオンライン版提供に工夫を加えながら引き続き社会のニーズに応えるプログラムの提供を継続していきたいと考え、スタッフ一同研修プログラムのクオリティ向上のために努力を続けています。特にオンライン版プログラムは今まで提供の難しかった地域での導入や参加企業様の海外拠点スタッフの参加も可能になり、さらに多くの方に体験いただける機会となっています。

● 「OFF T!ME Biz」研修プログラム詳細と申し込み
HP：https://www.b-soccer.jp/ex_program/offtime_biz　よりご確認下さい。
※本プログラムに関するお問い合わせ先：off@b-soccer.jp

● オンライン版実施企業様からの感想

双日株式会社　サステナビリティ推進室　小林正幸様

オンラインでの社内ブラサカ研修は、正直、当初不安がありましたが、参加者から想像以上の満足度が得られ、さらにオンラインの特性を活かして、海外拠点とも結び、今までにない形の研修も実施出来ました。コロナ禍で移動が制限され、コミュニケーションが不足する中、とても有意義な場となりました。オンラインであっても、講師と選手には本社会議室に来てもらい、ドリブル・パスなどのデモンストレーションを実施してもらい、そこから中継・配信するなど、協会の方と一緒に工夫を凝らしてきました。今後「OFF T!ME Biz」はさらにバージョンアップされ、ブラサカ初心者の心を鷲掴みにしていくものと思います。