ニュース #004 スポ育特集(前編) 「スポ育」ってなに?

#004 スポ育特集(前編) 「スポ育」ってなに?

アイマスクをつけた体験授業で子どもたちに提供する6つの学びとは?

日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)が全国の小中学校、高校に提供している「スポ育」は、 視覚を遮断したスポーツ体験を通して、障がいや相手を思いやることを 子どもたち自身が考え・気づくことができる、体験型ダイバーシティプログラムです。

「クラスのチームワークってどうやって育めばいいのだろう」 「ほかの子との違いを気にするのではなく、個性を尊重しあえる関係を子どもたちに築いてほしい」 「子どもたちが“障がい者=特別な人”という意識の壁をつくっていないだろうか?」 このような学校現場が抱える様々な課題やニーズを、スポ育はブラインド体験の力を通して解決します!

「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」の実現に向けて、子どもたちの心に“気づき”や“変化”の種をまくプログラム「スポ育」。ブラサカマガジンでは、前編・後編に分けてその魅力をお伝えします。前編では、普段なかなか見ることができないスポ育の様子と、子どもたちから寄せられた手紙をご紹介します!

 


スポ育とは?

スポ育とは、JBFAが全国の小中学校、高校に提供している体験型ダイバーシティプログラムです。ブラインドサッカーの選手が講師として学校へ出張し、授業をします。参加児童生徒には、アイマスクをつけて様々なワークショップを体験をしてもらいます。

ーーー今までほとんど関わったことがない視覚障がい者が目の前にいる。目の見えていないその人が、正確なパスやドリブルを披露する。自分もアイマスクをつけてみる。少し歩くだけでも怖い。そんななかで、仲間とどう協力していくか考えてコミュニケーションを工夫していくーーー

スポ育は、学校現場が抱える様々なニーズに対し、6つの観点からプログラムがつくられています。視覚を遮断して行う体験型のプログラムだからこそ、子どもたちの心に“気づき”や“変化”の種をまくことができるのです。


●スポ育が提供できる6つの学びとは……
①障がい者への理解促進
②個性の尊重
③チームワークの大切さ
④コミュニケーションの重要性
⑤チャレンジ精神の醸成
⑥ボランティア精神の育成

スポ育はJBFA独自でテキストを作成し、無償で提供しています。体験前後、どちらにも使っていただけるテキストで、授業中に先生方にご活用いただいております。

※現在は新型コロナ対策感染予防対策プログラムを実施しています。今年度からオンラインプログラムも制作し、全国の児童生徒たちとブラインドサッカー選手はリアルタイムに繋がる授業を展開しています。

 

15万人超が体験! 子どもたちから寄せられた手紙も多数

プログラム内容はもちろん、日本代表に選出されている選手や、クラブチームで活躍している選手たちとの交流も好評なスポ育プログラムは、事業を開始した2010年9月から累計で3,000件以上、15万人を超える小学生、中学生、高校生が体験しています。2019年度は634件(90分の1コマを1件とする)、21,272人の小学生・中学生・高校生が体験し、「6つの学び」について気づきや学びをもちました。さらにより多くの子どもたちに体験していただけるよう、スポ育パートナー企業のサポートをいただきながら、ブラインドサッカークラブチーム協力の下、活動地域拡大に向けて動き始めています。

このように輪を広げている「スポ育」。我々スタッフの大きな活力になっているのは、授業に参加してくれた子どもたちからもらう手紙です。手書きで気持ちを込めて授業の感想を書いてくれた手紙は、講師の選手たちが一枚一枚読ませていただいています。手紙には、スポ育を通して得られた気づきや学びが、その日の驚きとともに綴られています。参加した児童にとって「スポ育」が、これからの人生で出会うであろう多様な人たちとの関わりについて深く考えるきっかけになればと願っています。

子どもたちからの手紙はこちらから

 


編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ブラサカマガジン担当の貴戸です。 今回ご紹介した「スポ育」は、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する、というビジョンを掲げるJBFAらしい事業の一つです。ブラインドサッカーの競技団体として、視覚障がい者にだけ向き合うのではなく、マジョリティーである健常者の意識の変革を促そうとする取り組みです。堅苦しい講演ではなく、アイマスクをつけたスポーツ体験を通じて、心で感じてもらうことで、子どもたちが多様性について考えるきっかけになることを目指しています。

以前、JBFAの視覚障がいのある職員が白杖をついて歩いていたところ、小学生に声をかけられ、駅からJBFAの事務所まで手引きをしてもらったそうです。職員が小学生に話を聞くと「この前、学校でブラインドサッカーの授業があったから、声をかけることができました」と言ってくれたそうです。

「スポ育」は、実施をご検討いただく学校の方々に、より気軽に導入していただき、より多くの子どもたちに体験してもらうため、無償でプログラムを提供しています。活動を支えてくださっている、企業の皆さまや、みらいパートナーの皆さまに本当に感謝しております。これからもJBFAは、スポ育を体験した子どもたちがブラインドサッカーを応援してくれること、そして将来混ざり合う社会を作る一人になってくれることを信じて取り組んでまいります。ぜひ「スポ育」を応援していただけますと幸いです。

 


 

 

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