[メディアリリース]「オンラインブラサカ親子広場」第10回を8月1日(土)に開催 ~弁護士として活躍する、板原氏がゲスト登壇~
2020/07/22
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、8月1日(土)16時より、小学生から高校生の視覚障がいのある児童・生徒とそのご家族を対象とした「オンラインブラサカ親子広場(以下、本プログラム)」第10回を開催します。今回は、弁護士として活躍されている板原氏にご登壇いただき、これまでのご経験や取り組みを通した、良い未来の作り方について講演いただきます。親子広場に弁護士として活躍されている方にご登壇いただくのは、今回が初めてとなります。
本プログラムは、社会で活躍されている視覚障がい者の方や、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルに関わる方をゲストとしてお招きし、これまでの生い立ちやゲスト自身のお仕事・活動について講演をしていただくことで、「新しい知識との出会いの提供」「将来像との出会いの提供」「自立した人間への第一歩」という3つの価値を提供しています。新型コロナウイルスの影響下でも、安全な形で視覚障がいのある子供たちにこれらの価値をとどけるため、オンライン形式で今年5月に開始した本プログラムは、現在までに全9回開催し、のべ306名の親子にご参加いただきました。
視覚障がい児を取り巻く社会的な課題として、視覚障がいのある大人と出会う機会が少ないことから、自分自身の将来を具体的にイメージしづらい環境にあることが挙げられます。様々な場所で活躍されている大人の話を聞くことで、自分自身が目指したいと思う将来像と出会っていただき、そこに至るまでの具体的な過程や進路選択を能動的に考えられるようになること、そしてそれを実現する意志を育むことなど、より豊かな社会生活を送っていただくきっかけを作ることに、本プログラムを通して取り組んでいます。
●開催概要
<第10回>8月1日(土)16:00~17:00
・テーマ:良い未来をつくるために
・ゲスト:板原愛氏(弱視/弁護士法人フロンティア法律事務所)
・内容:
先天性の視覚障がいをもつ女性として、日本で初めて点字と音声を併用し司法試験に合格した弁護士。
中学時代は勉強が大嫌いで偏差値は30台。髪の毛を茶髪にして門限ギリギリまで遊ぶ等、荒れた生活を過ごす。高校進学時は推薦が受けられず、大学も一浪を余儀なくされるなど、決して順風満帆に歩んできたわけではない。
中学生の時に法律に興味を持ち、授業で憲法を学んでから、毎日、法律書に夢中になる。
「弁護士になりたい」と公言すると、先生や周囲からは「現実を見なさい」とたしなめられるが、両親だけは「たとえ弁護士になれなくても勉強したことは必ず役に立つ」と応援、理解してくれたことが大きな支えとなる。
失敗しても諦めず、新たな扉を開いた板原さんにこれまでの経験や取り組みを通した、良い未来の作り方についてお話を伺います。
●参加申込概要
・参加対象:視覚障がいのある児童・生徒(小学生〜高校生)とそのご家族
・募集定員:各回20名
・参加費:無料
・申込方法:下記、参加申し込みフォームより、事前にお申し込みください。
・実施方法:Zoom
– 事前にZoomのダウンロード、サインアップをお願いします。
– 参加方法は、参加者の方のみにご連絡いたします。
・申込締切:7月31日(金)22:00
・プログラムお問い合わせ先:burasaka-kids@b-soccer.jp
リリースのダウンロード
「オンラインブラサカ親子広場」第10回を8月1日(土)に開催 〜弁護士として活躍する、板原氏がゲスト登壇〜
本件に関するお問い合わせ
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル3階