ニュース [メディアリリース]「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」 7日目結果 中国がイランに1-0で勝利し優勝!日本は3位に

[メディアリリース]「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」 7日目結果 中国がイランに1-0で勝利し優勝!日本は3位に

2019年10月6日(日)、「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」(以下、アジア選手権)の7日目が開催され、全3試合が行われました。第1試合の5位決定戦は、インドとマレーシアが対戦し、2-0でインドが勝利。第2試合の3位決定戦は、タイと日本が対戦し、1-2で日本が勝利、第3試合の決勝戦は、イランと中国が対戦し、0-1で中国が勝利しました。前回大会に続き、中国が6度目のアジア選手権優勝を果たし、日本は3位で今大会を終えました。また、今大会上位2カ国である、中国・イランは、東京2020パラリンピック大会の出場権を獲得いたしました。

 

なお、6日(日)の第1試合のレフェリーを、日本審判団の鈴木 雄太(主審)・吉田 豊宏(2審)・荻原 利幸(3審)、第2試合のレフェリーを吉田 豊宏(3審)、第3試合のレフェリーを、卜部 靖(主審)・高木 和男(2審)が務めました。

 

監督・選手コメント

・高田 敏志監督

<アジア選手権2019を振り返って>

3位という結果に満足はしていないが、イラン、中国、タイというタイプの異なるチームに対し上手く適応できた。特にフィジカル、パワー、スピード、個人技、どれもレベルの違う中国を相手に日本の組織的に高い位置で構築した守備が通用したこと、攻守の切り替えが早いこと、意図した攻撃でゴールを奪うこと、など個の能力に対して組織で対応できたことは評価したい。

また、サブ組の選手たちが活躍した大会でもあった。チーム力向上のためにはサブ組の活躍は必須。レギュラー、サブ関係なく普段からチーム内で競争してほしい。

時間をかけて大会を振り返り、通用したことしなかったことなど課題を整理し、進化と変化の両立で強化を進めていきたい。

最後にブラインドサッカー日本代表を応援して頂いた皆さんに心から感謝申し上げます。

引き続き応援宜しくお願い申し上げます。

 

・川村 怜選手(主将)

<3位決定戦を振り返って>

雷雨でアップ後に進行が中断し、試合開始が大幅に遅れるなど準備が難しかったが、うまくスイッチを入れ直して試合に入れたこと、また決勝に行けず悔しい思いが残っており身体はかなりしんどかったが、勝たなければいけないというプレッシャーの中、チームとしてもう1段階レベルを上げようと選手間で共有しあい試合に入れたことが勝因かと思う。

雨の中、芝の水はけが悪くボールもかなり滑る難しい状況の中でもブレずにベストを尽くすことにフォーカスできたことで、1点目は泥臭いゴールだったが決めきることができた。また(黒田)トモさんが怪我をした中でもチーム全員で戦えたと思う。

タイ代表は2年ぶりの対戦で、特に7番と9番のアタッカー2人が速くて決定力も高くワールドクラスだった。2人をマークしながら守備から攻撃へのトランジションを1試合通して行うことはかなり難しく、試合が本当に長く感じた。

<アジア選手権2019を振り返って>

アジア選手権全体を通して、まずタイの環境に適応し、色々な想定外をみんなで共有して何が起きても想定内と捉えられるメンタルのタフさを身につけたし、試合をこなすごとにチーム力が上がっていった。サブメンバー含めて全員で戦えた大会だったと思うし、チームの総合力の向上が収穫だった。ただ、今以上にチーム全体を強化していかないと中国やイランなど世界の強豪には勝てないので、この先さらに変化を求めていかないといけないと思った。

個人的には1対1の守備の強度をもっと上げていきたいし、攻撃ではアンカーとしてパスやビルドアップの精度、そこから突破してシュートまでの精度をもっと上げていきたい。

日本から応援してくださった方や、現地まで応援に駆けつけてくださった日本サポーターの方もいて、アウェイで戦う上で応援の力が自分たちの原動力になると改めて感じた。優勝はできなかったが、これが日本の現状。この結果をしっかりと受け止めてまたもっと応援してもらえるようなチームになりたいし、戦う姿を見せていきたいと思う。

 

106日()試合結果

第1試合:5位決定戦 インド 2-0 マレーシア

得点者:Shivam Singh(後半11分、後半16分・インド)

 

第2試合:3位決定戦 タイ 1-2 日本

日本の先発メンバー:佐藤 大介、佐々木 ロベルト泉、加藤 健人、田中 章仁、川村 怜

得点者:川村 怜(前半9分、後半8分・日本)

    Kittikorn Baodee(後半9分・タイ)

 

第3試合:決勝戦 イラン 0-1 中国

得点者:オウンゴール(前半16分・中国)

 

アジア選手権2019最終順位

第1位:中国 第2位:イラン 第3位:日本 第4位:タイ

第5位:インド 第6位:マレーシア 第7位:韓国 第8位:オマーン

 

得点王

Behzad Zadaliasghari Yengejeh(イラン)

 

●決勝トーナメント・予選グループリーグ星取表

【決勝トーナメント】

・10月6日(日)

5位決定戦 インド 2-0 マレーシア

3位決定戦 タイ 1-2 日本

決勝戦 イラン 0-1 中国

 

・10月5日(土)

7位決定戦 韓国 0-0(PK 1-0)オマーン

準決勝 イラン 3-2 タイ

準決勝 中国 2-2(PK 3-2)日本

 

【予選グループリーグ】

グループA:1位 中国/2位 タイ/3位 インド/4位 韓国

中国

タイ

韓国

インド

勝点

得失

点差

得点

失点

順位

中国

○2-0

○8-0

○5-0

9

13

13

0

1

タイ

●0-2

○4-0

○6-0

6

10

10

0

2

韓国

●0-8

●0-4

△0-0

1

-12

0

12

4

インド

●0-5

●0-6

△0-0

1

-11

0

11

3

 

グループB:1位 イラン/2位 日本/3位 マレーシア/4位 オマーン

イラン

日本

マレーシア

オマーン

勝点

得失

点差

得点

失点

順位

イラン

○1-0

○4-0

○10-0

9

15

15

0

1

日本

●0-1

○2-0

○5-0

6

6

7

1

2

マレーシア

●0-4

●0-2

○1-0

3

-5

1

6

3

オマーン

●0-10

●0-5

●0-1

0

-16

0

16

4

 

 

アジア選手権:過去の結果

2017年(マレーシア)優勝:中国  準優勝:イラン  3位:タイ

2015年(日本) 優勝:イラン 準優勝:中国  3位:韓国

2013年(中国) 優勝:中国  準優勝:日本  3位:韓国

2011年(日本) 優勝:中国  準優勝:イラン 3位:日本

2009年(日本) 優勝:中国  準優勝:日本  3位:韓国

2007年(韓国) 優勝:中国  準優勝:韓国  3位:イラン

2005年(ベトナム) 優勝:日本  準優勝:韓国  3位:ベトナム

※アジア選手権は2年に1回開催

 

「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」開催概要

日程: 2019年9月30日(月)〜10月6日(日)

会場: Pattaya Youth Center(タイ): Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150

参加国: 8カ国

    Group A:中国(世界ランク3位)、タイ(同15位)、韓国(同16位)、インド(同30位)

           Group B:イラン(同6位)、日本(同13位)、マレーシア(同17位)、オマーン*

    ※オマーンは2018年代表チームが発足、今回が初の国際試合となるため世界ランキングデータはありません

大会形式:参加8カ国が2組(各4チーム)に分かれ、1回戦総当たりのグループリーグを行い、

     各グループ上位2カ国、計4カ国が決勝トーナメントへ進出します。

大会HP:https://thailandsabt.wixsite.com/ibsa-bf-ac2019

 

リリースのダウンロード

 

「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」7日目結果 中国がイランに1-0で勝利し優勝!日本は3位に

 

本件に関するお問い合わせ

 

NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
E-mail:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所:〒169-0073東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル3階
電話:03-6908-8907 FAX:03-6908-8908

Partners パートナー&スポンサー

パートナー

  • アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社
  • 株式会社アセットリード
  • SMBC日興証券株式会社
  • KPMGあずさ監査法人
  • 味の素株式会社
  • 株式会社丸井
  • 参天製薬
  • 田中貴金属
  • insource
  • 双日
  • 株式会社トーコン ホールディングス
  • スカイライト コンサルティング株式会社
  • 株式会社ダイセル
  • 訪問鍼灸マッサージ「KEiROW」

ブラインドサッカー男子日本代表スポンサー

  • 参天製薬
  • アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社
  • アセットリード
  • 味の素株式会社
  • 株式会社丸井
  • 株式会社トーコン ホールディングス
  • 双日
  • KPMGあずさ監査法人

ブラインドサッカー女子日本代表スポンサー

  • 参天製薬
  • 株式会社and US Omeme
  • 株式会社丸井
  • 田中貴金属
  • 味の素株式会社
  • 株式会社アセットリード
  • スカイライト コンサルティング株式会社

ロービジョンフットサル日本代表スポンサー

  • 参天製薬
  • R.O.clinic
  • 訪問鍼灸マッサージ「KEiROW」

育成カテゴリスポンサー

  • 株式会社ダイセル

アカデミーパートナー

  • ブラックロック・ジャパン株式会社
  • SMBC日興証券株式会社
  • 参天製薬

オフィシャルサプライヤー

  • アディダスジャパン株式会社

競技力向上パートナー

  • クーバー・コーチング
  • ONE TAP SPORTS
  • 株式会社データスタジアム
  • 酒井医療
  • McDavid
  • futon.or.jp
  • fusion-flexi
  • high-alti

スポ育パートナー

  • アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社
  • 株式会社アセットリード
  • 花王株式会社
  • 参天製薬
  • インソース
  • 双日
  • UACJ
  • 学研
  • Paroma
  • スポ育パートナー : 味の素株式会社
  • 日本自動車ターミナル株式会社

OFF T!MEパートナー

  • 株式会社アセットリード
  • WMパートナーズ株式会社

エリア・パートナー

サプライサービスパートナー

  • トーヨーエキスプレス株式会社
  • 三三株式会社
  • コニカミノルタ株式会社
  • 株式会社ねこじゃらし
  • ニチバン
  • インソース
  • フューチャー株式会社
  • スカイライト コンサルティング株式会社
  • Beatfit
  • ダイヤモンド社
  • ルートインホテルズ

ソーシャルテクノロジーパートナー

  • ORCAM

アライアンスパートナー

  • ネクスタイド・エヴォリューション
  • CRIACAO
  • エフチャンネル
  • ケアフィット
  • mother house
  • ReBit

日本障がい者サッカー連盟・加盟組織

  • JIFF

パートナーシップ協定

  • 品川区
  • 葛飾区

助成団体

  • スポーツ振興基金
  • パラサポ
  • 日本スポーツ振興センター