[メディアリリース]ブラインドサッカー日本代表 南米遠征結果 ブラジル(世界ランク1位)・アルゼンチン(世界ランク2位)と初の引き分け 2分2敗で終える
2018/08/22
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)は、8月14日(火)からブラインドサッカー日本代表を南米遠征に派遣し、17日(金)・18日(土)にアルゼンチン・ブエノスアイレスでアルゼンチン代表(世界ランク2位)・アルゼンチンBと各1試合、20日(月)・21日(火)にブラジル・サンパウロでブラジル代表(世界ランク1位)と2試合、計4試合を行い、両代表との初の引き分けを含む、2分2敗で試合を終えました。日本代表は、24日(金)に日本に帰国します。
改めて、試合結果と監督・選手のコメントをまとめさせていただきました。今回の遠征を支えてくださったすべての皆様に深く感謝するとともに、ご報告とさせて頂きます。
●試合結果
<アルゼンチン>
会場:Centro Nacional de Alto Rendimiento Deportivo(アルゼンチン・ブエノスアイレス)
試合形式:20分ハーフ(プレイングタイム)
17日(金) 日本 0 vs 1 アルゼンチンB
得点者:ブライアン ペレイラ(後半18分)
18日(土) 日本 0 vs 0 アルゼンチン代表
<ブラジル>
会場:CENTRO DE TREINAMENTO PARAOLÍMPICO BRASILEIRO(ブラジル・サンパウロ)
試合形式:20分ハーフ(プレイングタイム)
20日(月) 日本 0 vs 4 ブラジル代表
得点者:マウリシオ・ドゥンボ(前半5分) 、グレドソン・バロス(前半15分)、
チアゴ・シウバ(前半16分)、チアゴ・ナシメント(後半18分)
21日(火) 日本 0 vs 0 ブラジル代表
●監督、選手のコメント(22日 試合終了後・ブラジル最終戦および遠征全体振り返り)
高田 敏志監督
「ブラジルとの最終戦、切り替えの早さについていくことをテーマに臨んだ。まずは守備のリズムをつくり、ボールを奪ったらサイド攻撃と、冷静に相手の裏を狙ったカウンターでフィニッシュまでいく流れはつくれた。後半は日本から仕掛ける時間もつくり、3人でトライアングルをつくってボールを回す日本の理想とする攻撃戦術がブラジル相手にも通用することが分かった。スコアレスが続き、最後はブラジルも人数をかけて猛攻を仕掛けてきたが、距離をコンパクトに保ち、ハードワークで落ち着いて守備の対応ができた。GK佐藤のプレーも素晴らしかった。アウェーで、疲労が蓄積されているなかでこれだけできたことは価値があるし、選手を讃えたい。東京パラリンピックまであと2年、フィニッシュのかたちをどれだけつくれるか。シュートの精度、決定力を日本のやり方で上げていきたい。」
川村 怜主将
「相手のホームで失点をゼロに抑えられたことは、大きい。守りきったではなく、戦いきっての結果。日本が意図している前線でのプレー・攻撃もでき、疲労が蓄積しているなかでも高いパフォーマンス、集中力を保つことができた。チームとして一段成長できた手応えはあるし、得点を奪える感覚もあった。この強度のなかでも、しっかりボールを前に運び、シュートエリアへの侵入回数をもっと増やしていきたい。世界トップレベルのなかでは、フリーでシュートを打てないことがスタンダード。どんプレッシャーを受けても打ち切れるフィジカル、技術、メンタルをつけていきたい。」
佐藤 大介選手(GK)
「ゴール前では中央を絞り、外で奪いにいく。相手をはめて守備することを狙って試合に臨み、徹底してやりきた。しっかり体を寄せてプレッシャーをかけられれば守れる自信もあったし、選手同士の連携、声の掛け合いもよかった。ベストなパフォーマンスが出ていた。自分も終始冷静にプレーができた。キーパーを起点に攻撃の時間を多くつくれたことは、日本のリズムにもつながった。失点をゼロにおさえることで、勝利がみえてくる。遠征を通じて、ブラジル、アルゼンチン相手にここまでできたことは自信になったし、細かな技術・戦術をさらに積み上げていきたい。」
●対戦成績(2018年8月時点)
メディアリリースをご覧ください。
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ブラインドサッカー日本代表 南米遠征結果
ブラジル(世界ランク1位)・アルゼンチン(世界ランク2位)と初の引き分け
2分2敗で終える
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