B2/3クラス、初の単独開催で日本選手権を実施
2008/12/21
日本視覚障がい者サッカー協会では、2008年12月20日(土)、21日(日)に兵庫県立障がい者スポーツ交流会館にて、「第5回日本視覚障がい者サッカー選手権B2/3大会」を開催しました。同大会は、これまでB1クラスと同日程同会場で毎年開催されてきましたが、B1クラス、B2/3クラスともにチーム数の増加により、2008年度より別個の大会として開催準備を進めてきました。
今大会に開催したのは下記5チーム。
・ブラックシープ(兵庫県)
・京都プリティウェル(京都府)
・バレッティ大阪(大阪府)
・埼京レッドロケッツ(埼玉県、東京都)
・S.C.スフィーダ(茨城県)
写真/開会式の様子
予選として5チームの総当たり戦を行ない、予選順位に基づき決勝トーナメントを行ないました。
予選を全勝し、1位で勝ち抜いたのが茨城県のS.C.スフィーダ。予選最終戦で、地元兵庫県の強豪、ブラックシープとの戦いを2対1で競り勝ち、シード権を獲得し、決勝戦に駒を進めました。
予選2位で勝ち抜いたのが過去に優勝経験もあるブラックシープ。準々決勝をスムーズに勝ち抜くも、準決勝で埼京レッドロケッツと対戦。先制点を奪われ、シーソーゲームにもつれ込むものの、3対3で試合終了となり、勝負はPK戦に。これを埼京レッドロケッツが3人中2人決め、3対1で勝利した。
決勝戦は、S.C.スフィーダ対埼京レッドロケッツの戦いに。レッドロケッツはカードの累積で核となるメンバーを欠き、前半序盤は終始守備に徹する。スフィーダの攻勢を耐えぬくも残り5分で失点。その後、終了間際にも1点追加され、前半を0対2で終了。
写真/決勝戦の様子
後半もスフィーダは得意とする攻撃パターンから再三チャンスを生み出し、ボールをしっかりと支配。レッドロケッツがカウンターからシュートまで持ち込むものの、しっかりと守り抜き、追加点を2点挙げた。結果は4対0でスフィーダが単独開催となって初めての同大会で優勝を飾った。
予選リーグ結果
1位 S.C.スフィーダ
2位 ブラックシープ
3位 埼京レッドロケッツ
4位 京都プリティウェル
5位 バレッティ大阪
最終結果
優勝 S.C.スフィーダ
準優勝 埼京レッドロケッツ
第3位 ブラックシープ
第4位 京都プリティウェル
第5位 バレッティ大阪
MVP 角谷佳祐選手(S.C.スフィーダ)
写真/表彰式