B2B3強化合宿の報告
2010/9/3
8月28~29日、東京都文京区の筑波大学附属視覚特別支援学校グランドと埼玉県狭山市のフットサルポイント狭山にて、B2B3カテゴリーの強化練習会を開催しました。
9月10日からのソウルで開催される韓国との親善試合に遠征する12人の選手及び、関東の3チームに所属する選手10人、合計22人の選手が参加しました。これだけ多くの選手が強化練習会に参加したのは、「B2B3カテゴリー」では、初めてのことです。
視力の制約もあり、フットサルでは当たり前のポジションチェンジが、ブラインドサッカーでは、難しい面も感じてきました。このポジションチェンジを有効に使えることを目標に練習しました。チームの事情や個人の能力から各チームともすぐには実践できない面もありますが、コミュニケーションがなければ、成立しないので、基本について何度も確認しながら練習しました。両日とも後半はゲーム形式練習をしました。
特に韓国遠征メンバーは、全員揃うのが始めてだったので、練習の中で連携を確認しあいました。
35度を超える暑さの中、二日目の最後は全員へとへとでした。二日目は、小林正巳さんが参加してくれました。パスを受けるにしても常にゴールの位置を確認すること、そうした意識を体にしみこませる事が大事と、繰り返し指導を受けました。
6月の神戸、8月15日の京都、今回の計3回の強化練習会を通して、GKを含めて、13人の選手が、9月10日からソウルで「B2B3」の初めての国際試合に出かけます。韓国遠征に参加できない選手から、「頑張ってこい」「ゴールを決めてこい」という熱い声援を受けて練習を閉めました。ブルーのユニフォームがソウルで躍動することを願っています。